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秩序の崩壊

「秩序」という言葉を辞書で引くと、「物事の正しい順序、筋道。社会が整った状態にあるための条理」とのこと。

社会というと一つの地域や国、そして国際社会と単位は様々。

国際社会でいうと、2度の大きな戦禍を経て、人々はUNを作った。しかしながら、その常任理事国たる責任ある立場の国が、独立性をもつ他国を突然攻撃、というか、「攻撃」という言葉が現実感をもたらさないような蛮行を行った。

メディアから流れてくる爆撃された街、廃墟、そこには数ヶ月、数日前まで人々が普通に暮らしていて、仁並みに豊かな生活を営む権利を有していた、ところが、、、、、砲弾の雨霰で、人々は殺され、負傷し、逃げ、捉えられ、、、、

昨日までとは想像もつかない地獄と化した。

その映像を見るに、平常心を持って見れる人は果たしているのか。

そういうことがこの瞬間起こっていて、それが数ヶ月も続いているのだが、UNを持ってしてもその行いを止めることはできない。

人は秩序を作るためにルールを作ったのだが、そのルールが機能しない。

振り返って日本の戦後を見るに、廃墟からの復興を実現するにはあまりにも多くの汗、努力を必要としたが、日本人は備えもつ倫理観や責任感、連帯感を発揮して、地の底から発展した国を作り上げた。

そこには民衆の途方もない苦労と努力があったし、政治家、行政にも志を持って国の将来に献身した人たちが多くいた。

そして国が豊かになるにつれ、志をもった人は少なくなった。最高学府を出る人たちは国に貢献するために行政へと進んだが、今は多くが収入とステータスを求めてコンサルに就職する。政治家は方向感も乏しく賄賂に目が眩んだり、利権のために働く人も少なくない。そして公然と非常識な言葉を発したりする。

がしかし、いまだもって国の将来のために志をもって献身する人々もいる。戦後時間が経過するにつれその数は少なくなったが政界でいうと安倍元首相などはその数少ない例だと思う。自らの健康リスクを賭してでも国のために働いてきた方だ。

そういう人をこともなげに殺害するという蛮行が起きる。俄には信じがたいが現実に今の日本で起こった事実だ。

これまで日本は倫理観や秩序という観点でそれなりに模範的な国だったと私は思っている。

戦後メディアの偏向歴史観、政策の良し悪しに関係なく時の権力を常に攻撃する偏った報道、そしてそれを盲目的に信じる人々。。

いま、我々は分水嶺に立っていると感じる。これからどうするのだと問われているのだと思う。自らの将来を切り拓けるのか。我々の責任が問われている。

昨日他界された一人の政治家、そして遠い地で戦禍の中で命を落とされた人々に想いを馳せてご冥福をお祈りしたい。

おわり。

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