コンビニでの勝負

2022年４月３日

日本のコンビニ大好きです。
一時帰国のときは、空港に到着してから真っ先にコンビニに入り、おむすびや大好きな午後ティー、季節限定版のスナックや、お手頃な値段なのにおいしいスイーツを手に取り、日本に戻った喜びを一番に実感したものです。ときには、「わーすごい品ぞろえ。おいしそう！」と思わず歓喜の声をもらす姿を他のお客さんに見つかり、怪訝な顔で見つめられることもありました。。。

そんな大好きなコンビニが、本帰国すると当たり前の存在となりました。そして帰国以来、私を悩ませ続けるのがコンビニで、いとも簡単に配られる、割り箸や、おしぼり、のこと。



買い物バッグの利用が普及し、スーパーでもレジ袋が有料となっている今は、さすがに袋については、「袋いりますか？」と尋ねてくれる場合が多いようですし、私自身も商品をレジに出すときに、「袋はあります」と先に言うので無駄にもらってしまうことはありません。

でも、割り箸やおしぼり、アイスを買ったときのスプーンなどは、バッグからお財布を出したりしている間に既に準備されていることが多々あります。家で食べるときは明らかに不要ですよね。

まだ袋に入っていなければ、慌てて「おしぼりも割り箸も結構です」と断るのですが、一瞬でも出遅れると、すでにおしぼりも割り箸も買い物袋の中。。。それを今更、結構ですとも言いづらく、仕方なく大きな敗北感を感じながら家に持ち帰ります。

比較的ＮＯと言えるタイプの私ですら、１０回に２回ぐらいは敗北するのです。７０代後半の母などは、もちろん自分から断るなんてことはせず、使いもしないものを毎回もらってきて、「もったいない。おしぼりは外に出かけてときに便利だから」などと、ひたすら貯めこんでいます。

そう、資源の無駄使いというだけではなく、不要なモノであふれた家を作りだす原因にもなっているのです。
あーこの敗北感。共感していただける方はいらっしゃるかしら？？？

４月１日から、ホテルの歯ブラシが設置されなくなり、有料化されるというニュースを見ました。
多くの国では当たり前のことです。おそらく、私がはじめての駐在で渡米した約２０年前にはアメリカでは既にそうだったように思います。旅行に行くときは、My歯ブラシ、歯磨き粉を持っていきます。最初は、ホテルにないんだ！と少しびっくりしましたが、化粧ポーチに歯ブラシセットを入れていくだけのことですから大したことではありません。
それ以来、１泊以上出かけるときはいつでも準備しています。日本に戻り、実家に遊びに行くと母がわざわざ新しい歯ブラシを用意してくれていたりしますが、Ｍｙ歯ブラシ持参は当たり前のことなので毎回断ります。

日本では、小学校や中学校でＭｙ歯ブラシを置いておいて、昼食後に歯磨きをする習慣がありますよね。職場でも、ランチのあとにＭｙ歯ブラシで歯磨きをする方も多いと思います。それができるのだから、旅行先に持っていくのも大したことはないと思うのですが。。。

新年度は、コンビニでの勝負　全勝目指して頑張るぞ！


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