2月21日は、バングラデシュの祝日「国際母語デー」でした。
私は、この日が何をする日なのか、どういう日なのか、まったく理解できていなかったのですが、私の運転手によると、この日はバングラデシュ人にとってはかなり重要な日だったようです∑(=゚ω゚=;)
国際母語デーとは
我が家の運転手によると、この日は、バングラデシュが独立する前の約50年前、今のバングラデシュが東パキスタンと呼ばれた時に、当時のパキスタン政府が、東パキスタンで話されていたベンガル語ではなく、ウルドゥー語を公用語として統一しようとしたことに対して、東パキスタンの人たちが反発して起こした「ベンガル語国語化運動」で虐殺された同士を追悼する日であるようです。
そのため、この日は、黒色のサリーを着たり、黒色のパンジャビを着たりしている人が多かったです。商店も休みが多かったです。
ダッカ市のスーパー「ユニマート」前には、ダッカ大学構内にある抗議活動犠牲者の記念碑「ショヒド・ミナール」を模したオブジェが登場していました。
ユニマートの女性店員のほとんどが、黒色のサリーを着ていましたΣ(・ω・ノ)ノ!
みんな化粧もしっかりして、お洒落をしていました!!
男性店員もパンジャビでした。 店員か客なのかを見極めるのがいつもよりも難しかったです(;´Д`)
レジの女性もサリーでした。
ちなみに、バングラデシュでは2月21日だけでなく、2月はいつでも黒色の服を着て追悼している人がいるようです。
日本ではあまりピンときませんでしたが、バングラデシュでは「国際母語デー」はナショナリズムをくすぐる日なんですね。
関係ないですが、日本では2月22日は、「竹島の日」です。祝日でもありませんし、竹島Tシャツとか着る人もいないですけどね(´・ω・`)
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