2021年6月3日
今週はようやく初夏らしいよいお天気で、グッと気温もあがってきました!
ワクチン接種もスムーズに進み、接種対象は36歳以上まで広がり、感染者数や重症者数、死者数も日々減ってきています。
コロナとの長い戦いも終わりに近づいているようですが、それでもまだまだ対策は大切。そして、旅行シーズンに向けてPCR検査やワクチン接種なども重要になっています。
今回、ある行事に参加するためにはじめて娘がPCR簡易検査をすることになったのでその様子をご紹介します!
フランス語、オランダ語、ドイツ語のみの説明書(涙) 図解もありますが。。。
さて、まずそもそもなぜ簡易検査なのか?
ベルギー国内には、PCR検査会場はたくさん設置されており、そういったところでは正式な検査ができます。
ただ、1)何らかのコロナの症状があり医師からの処方箋がある人、2)陽性になった人の濃厚接触者として指定された人、3)海外から入国した人(渡航して帰国した人も含む)以外は、PCR検査は有料です。通常の検査会場では45ユーロほど、空港などでは60ユーロ強、さらに空港の特急検査では倍の120ユーロほどになります。
(「えー結構高い!」と思っていたら、日本の友人から日本ではもっと高いよ、と聞きビックリ!)
正式な検査の場合、24時間以内に結果が出るというのが基本ですが、混雑具合によっては最大72時間かかるとのこと。
飛行機や電車で出国する際には、こうした正式なPCRの検査結果が必要です(渡航先のルールによりますが)。また、国によっては認めている検査方法に違いがあり、例えば日本に入国する場合には、今のところ空港での検査が一番問題がないと言われています。
というわけで、何かの集まりに参加したり、念のために検査しておこう、というような理由での検査の場合は、費用的にも結果が出るまでの時間を考えても簡易検査が便利!
今回利用してみてわかった簡易検査のメリットは...
・街中いたるところにある薬局で、処方箋なしで買える!
・8ユーロのみ
・簡単に検査ができる
・結果は15-30分で出る (実際は、5分ほどでだいたいの結果はわかりました)
やり方に関しては、説明書がありますが、残念ながらフランス語、オランダ語、ドイツ語表記のみ。
幸い私は、薬局で親切な薬剤師さんが、丁寧に教えてくれたおかげで、説明書を全部読まなくてもできました。決して英語が得意なわけではないのに、一生懸命教えてくれたお姉さん、ありがたかったです。私のフランス語力が足りないばかりにごめんなさい。。。
簡易検査キットに入っているのは、こちらの3つ
ざっくり検査方法を説明すると。。。
1)検査前には鼻をかみ、きれいにする
2)長い綿棒のようなものを、鼻の中に入れ粘膜に触れながら4回まわす。反対側の鼻も同様に
3)液体の入った筒状の容器に、2)の綿棒の先を入れて液体の中で10回綿棒をまわし液体をまんべんなくつける
4)妊娠検査薬のようやテストキットに、3)の液体を4滴たらす
5)数分すると検査薬の部分に、ラインが浮き出てくるので、そのラインの位置によって検査結果を判断
検査結果の評価方法は、説明書に図式入りで書いてあるので実際に利用する際には、そちらをよく確認してください!
ラインの出方によって、検査不能、陽性、陰性の判断をすることができます。
鼻の中に綿棒のようなものを押し込むので、少し痛みもあるようですが、思ったより簡単に、お手軽価格で検査が受けられるのはありがたいですね!
ワクチン2回の接種が無事に終わるまでは、簡易検査も適切に利用しながら、自分の感染はもちろん、まわりの人への感染も防げるようにするといいのではと思いました。
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