2021年2月13日
今週頭に降り積もった雪は、一週間ずっと日中も氷点下のままという、寒さのせいで未だに溶けていません。
ベルギーにきてから４回目の冬ですが、１年目、２年目は少し積もった日があったものの、昨年はほぼ雪もなく、世界中どこも温暖化が進んでるんだな～などと、勝手に理解していましたが、突然のこの気候。
待ちにまった雪は、とっても美しくメイは森んぽ、雪んぽを満喫しています。
そしてなんと、洋服断固拒否のメイが、今回初めて、コートを着て散歩に行けました！
その裏にある、私の頑張り、是非聞いてください！
家の中でコートを着せると、案の定完全フリーズ。ご機嫌取りに、大好物のガムをあげましたが、それにも手を付けないほど。
シュナウザーは頑固だとは言われていますが、ここまでとは。。。
しかし、氷点下５度を下回る気温。私も覚悟を決めて、次の手を繰り出すことに。
メイの大好きなテニスボール遊びグッズで散歩に誘いだしたのです。すると、渋々ながら、ようやく動き出し、途中、着心地悪そうに、何度もブルブルと身体を揺らしながらも、「ボールで遊ぼう。コート着ると寒くないねー！似合ってるよ。偉いね～」とほめて、おだてて、ようやくプレイエリアに。
テニスボールを投げると、コートのことは一瞬で忘れたようで楽しく遊びました！
よし、これで洋服問題解決！と思ったのもつかの間、翌日は何とか着て散歩に行けましたが、３日目になると、家を出てストップ。
どんなに声をかけても、数歩抱き上げてから降ろしてもう一度歩かせようとしても、まったく動かず。悲しそうな顔で、私を見つめるのみ。。。数分は奮闘しましたが、寒い中、動かないでいるのはメイも私も風邪をひいてしまうと思い、断念。コートを脱がせた途端、軽やかに歩きだしたのでした（トホホ。。。） もう裸族でいいか。。。
さて、雪の中の散歩は寒いけれど、とてもきれいで楽しいです。
池は凍り、ついにマイスケート靴持参で、スケートをしだす人まで。
メイが以前、薄く氷が張った池の上を歩いている鳥をみて、「歩けるんだ！」と勘違いしたらしく、飛び込みずぶ濡れになった恐ろしい経験があるので（幸い、池のヘリから少し落ちただけなのですぐに救出できましたが）、スケートしているみなさんが信じられません。
「えー、大丈夫？氷が薄いところあるんじゃない？」「大丈夫っていう確信、どこからくるの？」
スケートしている人々をみて、メイは興味深々。
ツルツル滑りながらも、氷の上を歩いてみました。
これで、「あっ！やっぱり氷の上って歩いていいんだ」と間違った学習をしてしまっていたら大変。今後、要注意です。
今回の寒さはいくつかのトラブルも引き起こしました。
まずは月曜日、娘の通うインターは休校に。
日本人学校や地元の学校は通常通りだったようですが、学区の広いインターはスクールバスの運行範囲も広く、早朝から除雪されていない住宅街に入るのは危険、という判断だったそう。
雪自体はすっかりやんでいたので、放課後の時間を使って、子どもたちは公園でスノーボードやそりをしたり、いい気分転換になったようですが。。。
それから、ガレージの扉が開かないトラブルも。
車で出かけようと思ったら、びくともせず。その日は、緊急の用事ではなかったので、外出をあきらめ、翌日再度トライ。やっぱり動かず、近所のおじさん２人に助けを求め、たたいたり、押したりして、ようやく開きました。地面と扉にビッシリと氷がついて固まってしまったようです。
自分でもなんとかあけようと、かなり頑張ったので、両腕筋肉痛に！おかげで毎日やってるエクササイズはお休みすることに（苦笑）
車のガラスが凍るのが嫌なのでガレージの中に停めているのですが、そのガレージが開かなければどうしようもありません。気温が上がる来週まで、車は仕方なく外に停めることにしました。。。
来週は５度以上まで気温があがり、雨予報なので、せっかくの美しい銀世界もそろそろ見納めになりそうですが、裸族のメイが風邪をひいても困りますし、ガレージが使えないのも困るので、ちょうどいいのかもしれませんね。。。
北半球にお住まいのみなさんは、まだまだ寒い冬。体調には気を付けましょう！
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