菅さんが首相になり、バイデンさんがいよいよ就任ですが、ともにグリーンエネルギーへのシフトを強調してますよね。
私はイギリスに住んでいたとき、そして今もすごく思うことは、やっぱり欧州というのは文化が成熟していて、いろんな面でアメリカや日本よりも先を行っているということ。
たとえば、環境対策。
Jakeがロンドンにいた、2015, 2016 既にスーパーでは袋は有料だったし、お店で買い物しても、普通に袋はくれなかった。5年前にもう当たり前でした。それに、ワンタイムユースプラスチック容器やスローの海洋汚染をいち早く問題視し、対応しはじめたのも欧州。
ちなみに、ロンドン在住時におどろいたのは、駅前にシューズボックスみたいなおおきなコンテイナーがあって、それはなにかというと不要になった靴の寄付のボックスなんですね。そういうことがあたりまえに行われていた、リサイクルのために。
街にはチャリティーショップというのがあり、古着やいらなくなったものを寄付する、そしてお店はそれを安価に販売する、これも普通。
ドイツなんかはもっと進んでいて、もう10年以上前から空港や駅のごみ箱は5つくらいの分別仕様になっています。かつ、ドイツでは現時点で電力の約半分はリニューアブルエナジーにシフトしています。2030には大半を自然エネルギーにするそうです。
車はというと、日本のEV比率は1%もいっていないんですが、なんとイギリスではすでに8%、ドイツは9%くらいでフランスは7%、スウェーデンは10%!
やっぱり欧州っていうのはいろんな面で文化的に成熟しているなーとつくづく思います。アメリカは経済大国としての魅力はあるけども、文化的魅力ではやっぱり欧州だなーとJakeは思いますね。
ということで、今日は環境ネタでした。
ちなみに、日本人はよくエコロジーを環境にやさしいという意味で使ってますが、英語では、「生態系、生態学、自然環境」という意味でして、ちょっと違うかもしれませんね。
おわり。
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