2020年10月24日
早いもので10月も後半。明日からは冬時間にかわり、日の入りがぐっと早くなって夜がながくなります。
EU諸国は、ここ数年、年に2回のこの時間変更をやめるかどうするかという議論をずっとしていました。確か、やめる方向で話が決まりつつあったように記憶していますが、どうなったのでしょう???
1時間の時差でも、体調に支障をきたす人も少なくないそうで、時間を有効に活用して経済的なメリットをうむという意見がある一方で、デメリットもあるとのことで議論をされていました。
個人的には、スマホはちゃんと自動的に変更になるし、たいして問題はないのですが、何より困るのは、我が家のワンコ。
正確な腹時計で、朝は7時、夜は19:30とご飯がきまっています。そのため、秋の時間変更時は毎回朝の6時(今までの7時)に起こされ、その時差調整に数日苦労するのです。。。あー、日曜日なのに明日の朝もきっと6時起き(涙)かと思うとつらい。
さて、いよいよ暗い冬のおとずれが近づいているベルギーですが、紅葉は11月後半近くまで楽しめます。
街なかや近所の森の紅葉も見事で大好きですが、黄色がメイン。どうしても鮮やかな赤に染まる日本の紅葉が懐かしくなります。というわけで、日本の秋をみつけにでかけてきました!
ハッセルト日本庭園
ハッセルトはブリュッセルから車で1時間強のところにある歴史ある町。伊丹市と姉妹都市だそうで、立派な日本庭園があります。
前からいきたいと思いつつ、なかなか機会がなかったのですが、紅葉の見事な時期におとずれることができました。
(ちなみに、10月末で一時閉鎖し冬の間はメンテナンスに入るそうですので紅葉を楽しみたい方は急いでお出かけくださいね!)
立派な錦鯉も。エサをたくさんもらっているのか、大きいです!
鳥居やお社、お茶室などもありますが、今はコロナでお店や販売所は閉鎖中。
絵馬掛所もありますが、絵馬の販売をしていないせいか、かわりに葉っぱがささってます(笑)
ちょうどお財布に日本の一円玉が入っていたので、それといくつかのユーロコインを一緒にお参り。
コロナの終息と娘の進学成就をお願いしました。
野外アート作品も展示されていました。
平日の昼間。しかもコロナ禍の中、きっとすいているだろうと思ったら、シニア世代のビジターの方でかなりの賑わいでした。嬉しい驚き!
そしてもう一つビックリしたのが、お庭の散策中に聞こえてきた「メェーメェー」という鳴き声。日本庭園の脇が、羊の放牧エリアになっているようで、羊さん達がお散歩にきていました。左に日本庭園、右に羊。のどかな風景です!
1時間ほどゆっくりお庭を散策してから、車で数分のところにあるハッセルト市街地へ。
あいにく、レストランやカフェが閉鎖されていましたが、古い街並みの中にオシャレなお店が点在していて散策には楽しい街です。
旧市役所
ハッセルトのみどころを検索すると、すぐに出てくる有名スポットのようですが、住所などがはっきりせずなかなかたどりつけず。。。観光案内所の方に教えてもらいようやく到着。
ハッセルトの中心街は大きくありませんが、道が入り組んでいて近くにある建物でもなかなか発見できなかったりするので、迷ったら案内所にいきましょう。地図もくれます。
昔ながらの建物を薬局に改装して利用しています。
独特の壁の模様は、ドイツによく見られる建築スタイルのよう。
<日本庭園訪問の際の注意点>
・今シーズンは10月末までとのことなので、紅葉を楽しみたい方はお急ぎを!
・コロナ禍のため、事前予約必須です。(午前と午後で時間設定がわかれてます)
・カーナビに施設の住所を入れても、うまく到着しないそうなので、近くのスケートリンクにナビを設定するといいそうです。詳しくは、庭園のサイトの交通案内に説明があります。私もこれを参考にいったので、迷わず駐車場にたどりつけました。
まだまだ続く、ベルギー再発見の旅。
これから一番テンションの下がる冬。しかも今年はクリスマスマーケットなどもほぼ禁止の方向だそうで、楽しみが見つけづらいですが、雨にも寒さにも負けずに再発見していこうと思います!
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