今朝、ロンドン、イーリング区のリーダー、ジュリアンさんから区民あてのメッセージを見ていたのですが、感染者数のじわりとした増加に対応して、イギリス政府は「密」に対するルールをちょっと厳しくしたとのこと。屋内外を問わず、あつまるグループの人数は6人までとのことで、イギリスの方々は我慢がつづくなーと思ってしまいます。
なんといっても人口が6千万人強のイギリスで、死者数が4万人を超えているわけですので、感染に対する警戒感は日本のそれとは別次元だということになります。日本は倍の人口で、死者数は1400人超。
一方、同じ欧州でも、イギリスを超える人口、8千万人以上が暮らすドイツの死者数は1万人を切っており、これもまたイギリスとの差はいったいどこにあるのかと思ってしまいます。
ある専門家グループの調査によれば、ドイツ、ニュージーランド、フィンランドなど、女性が国家のトップを務めている国では人口当たりの死者数が他にくらべると低いそうです。人口だけではなく、経済力などのファンダメンタルの似ている国を比較したそうです。経済よりも国民の健康に優先を置くからでしょうかね。。。。。(推測)
たしかに、ニュージーランドは若き女性首相の率いる国ですが、人口500万人で死者数は20数名。
そう考えてみると、日本は政府の旗振りが良いのか、民間の意識が高いのか、あるいは両方なのか、数字上でいうと、経済とのバランスをとりながら、がんばっているほうなんではないかなーと感じます。最近は夕方のラッシュも随分緩和されてますしね。
ところで全然関係ない英語の話ですが、前述のジュリアンさんのメッセージなんですが、冒頭の文章見て、「あー英語だなー」とつくづく感じました(あたりまえ。。。汗)
そうですよ、そりゃ英語に違いないのですが、以下、ご覧ください、主語は The government's announcement なんですが、動詞の are
にたどり着くまでがめっちゃ長い。これは英語でよくあるこですね。アナウンスメントという名詞がきたあとに、何に関するアナウンスメントかという副詞句がいくつか続いて、ようやく are がくるという。日本人がリーディングで迷う理由はこれなんだなーというのがわかる気がします。
The government's announcement about the change in rules to allow only groups of six people together, either outside or inside, from this Monday onwards are a result of new COVID-19 cases going up across the country.
てなことで、、、
おわり。
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