お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

アメリカ人が喜ぶお土産は?

 
 
 
 
 
かつて住んでいたニューヨークを1年ぶりに訪ねる旅行。
 
 
 
 
今回 なつかしい友達に再会するにあたり 
何か 記念になるものをあげたいと 子供たちが言い出した。 
いわゆる ”お土産” ですね。
 
 
 
 
泊めていただく家にも プレゼントを持って行った方が 良いだろう。
それに 私たちがNYにくると聞き 
娘の親友が 自分の誕生会をずらして 
わざわざ娘の滞在中に パーティーを開いてくれることになった。 
そうすれば 娘が他の友達とも 一度に会えるというわけだ。
 
 
 
ということは 
彼女の誕生日プレゼントも 持って行った方がいいよね・・・?
   
 
 
 
 
今回は これから駐在される方が アメリカ人に「お土産」を手渡す際にも
参考になるかもしれない思うので 細かく書いてみたいと思う。
 
 
 
 
 
まずは アメリカ人へのお土産として 
もっていっては いけないもの。を 
リストアップしておきましょう。
 
 
 
 
 
・日本人形や掛け軸などの 飾り物
・茶碗などの和食器類
・生け花用の花瓶
・風呂敷 手ぬぐいなど布小物
 
 
 
 
 
とにかく 日本人は 高価で 
日本の伝統文化を表すようなものを 外国人にあげたがる。
確かに 日本が好きで 日本に留学や旅行に来た外国人に 
来日の記念として渡すのなら いいかもしれない。
 
 
 
しかし アメリカに住む 普通のアメリカ人に 和風のものを渡しても 
まず 喜ばれない。 とくに 日本人形のように 部屋に飾るものは 
迷惑でしかない。 だから 各地のガレージセールに行くと 
高級な日本人形が ずらりと放出されていて 捨て値で売られている。
 
 
 
 
たいていのアメリカ人は インテリアには 強いこだわりがあり 
部屋ごとに色が決まっていたり 
飾り物も 場所によってテーマを持たせている。 
あらかじめ 日本が好きなことがわかっていて 
アジアグッズをかざるような棚があり 
あとは日本人形が置かれるのを待っているだけのようなお宅なら いい。
 
 
 
 
しかし 普通のアメリカ人の家では 
日本人形が合うような インテリアセンスの家は ない。 
日本人のように センスもテーマもなく 日光の通行手形の横に 
ハワイのフラダンサーの人形を飾るといった 
観光グッズを 手当たり次第に並べるようなことは しないのだ。
 
 
 
 
だいたい お土産文化は 日本特有のものである。
 
 
 
 
アメリカ人は 別に 高価なお土産をもらったからといって 喜ばない。
まして 結婚式の引き出物のように 大きなものなら 喜ぶということは 絶対にない。
 
 
 
だから どんなに値段が高いものをあげても 
とりあえず 何となく 喜んだフリはするものの
後で めちゃくちゃこき下ろし
挙句の果ては 教会に寄付したりフリーマーケットで 売りに出す。
 
 
 
 
それでも あげることに意義があるというのが
これまでの 日本のお土産のあり方だったが
そろそろ お互いがうれしくなるような お土産について
真剣に考えてもいいのでは ないだろうか?
 
 
 
 
 
 
実用性のある和風小物、例えば 和柄のポーチやメガネケース、
ランチョンマットなどなら まだ 喜ばれるかもしれない。 
しかし たいていの日本製品は アメリカ人にすると 
サイズが小さすぎて 実用的な感じがしない。
 
 
 
 
メモ帳や 紙皿 袋など 使い捨てできる 
きれいな和柄の紙製品などなら いいかもしれない。
過去の経験から言うと 
和風の柄が印刷されたノートや 紙ナプキンならば 
アメリカの友人に 喜んで使ってもらえた。
あくまでも 実際に使えるものに絞って選ぶと いいと思う。
 
 
 
 
それから 食べ物類も  タブーだ。
 
 
 
 
アメリカ人は 得体のしれない食べ物には 絶対に手を出さない。
クッキーやバームクーヘンなら 食べると言う人もいるが 
やはり 食べなれないものに挑戦するのは 誰でも勇気がいるものだ。
特に パッケージが外国語で読めないと 「おいしいから食べてみて」
と言われても 不安が募るものだ。
 
 
 
 
 
ただし 食べ物系の中でも ひとつだけ 例外がある。
 
 
 
 
 
 
それは お酒。
 
 
 
 
日本のもので 私がこれまでにアメリカ人にプレゼントして喜ばれたのは
山梨ワイン、梅酒、日本酒だ。
 
 
 
特に 梅酒は 女性陣に好評で 友人は 自宅でパーティーをした時に 
食前酒として 梅酒をゲストに出したところ その場にいた全員が 
すごくおいしいと 絶賛したそうだ。
アメリカではなかなか手に入らないし あの甘さが良いと言う。
それに 梅=プラムは アメリカでも なじみのある果物なので 
プラムのワインだと言えば 「それは 素敵!」と
受け入れてもらいやすい。
 
 
 
山梨ワインは ヨーロッパで賞をとった銘柄があると聞き、
日本人はワインを絶対飲まないはずという先入観をもっているアメリカ人を驚かしたくて 話のタネに持って行った。
ヨーロッパ産に比べると まだまだ 知名度で劣るかもしれないが 
それなりの評価のものを持っていけば 珍しさで 喜ばれると思う。
 
 
 
日本酒は NYでは かなり市民権を得ている。
アメリカ人は 「サキー」と発音し 寿司を食べるときは ビールでなく サキーを注文するのが 「通」であるという認識が広がっている。 
ただし サキーモヒートとか サキーカクテルとか 
ジンやラムと同じ感覚で ジュースと混ぜ 
カクテルにして飲むのが好きなようだ。
 
 
 
日本酒ならば お酒が好きな人なら だいたい 喜んでくれるだろうし 
相手の口に合わなくても パーティーの時などに 使ってもらえる。
種類は 大吟醸がフルーティーでいいと思うが 
名前で選ぶ、という方法もアリだ。
 
 
 
 
 
私が お土産に持って行った時は 
そのアメリカ人に 初孫が生まれたのを聞いていたので
「初孫」という名前の日本酒を持って行った。 
ラベルが漢字でおしゃれだし 意味を説明して
「だから 特別に あなたにこれを 差し上げたかった」と言うと 
ものすごく感激してくれた。 
焼酎は 匂いが独特なので 抵抗を感じるアメリカ人の方が多いと思う。
 
 
 
 
あとは 日本語の書いたTシャツとか?
ただし XL以上ぐらいのサイズで、日本人ではまず着ないような 
「自由」とか「愛」とか「平和」とかを
習字のお手本のような プレーンな字体で書いてあるものが好まれる。
 
 
 
 
また 最近は カタカナやひらがな が人気なので 
何か気の利いた一言が書いてあると おもしろいかもしれない。
習字が得意な人なら 手書きで作っても 喜ばれるだろう。
カタカナで 相手の名前を書いてあげるのも一案だと思う。
 
 
 
日本のきれいな風景を集めた写真集、画集なども
本棚に映えるし 内容にも興味を持ってもらえるかもしれない。
 
 
 
 
さらには モノでなく 思い出。
相手の家族全員を ディナーを招待するという方法もある。
和食でなくてもいい。
ちゃんと ディナーをご馳走したいと言って 行き先を話し合えば
サプライズでなくても 相手は すごく喜んでくれる。
 
 
 
 
 
思うに 日本人は お土産に こだわりすぎていると思う。
ひどい人だと 無言で いきなり 相手に プレゼントを押し付けて
「これで どうだ」といわんばかりの ’ドヤ顔’ + ’薄笑い’ で 
その場を ごまかそうとする。
 
 
 
高価なものを渡せば 相手が喜び
その上 何も言わなくても あいさつがわりになるだろうというのは 
大きな勘違いだ。
 
 
 
アメリカ人と付き合う上で 大切なのは モノをあげることではない。
彼らは 欲しいものは ほとんど 持っている人たちだ。
 
 
 
それよりも 自分の言葉で 再会の喜びを伝える、感謝の気持ちを言う。
本当に 喜んでいることが 相手にもわかるような「表情」をする。
ハグやキス 握手で ちゃんとした あいさつをする。
 
 
 
そうした マナーの方が 
モノをあげることよりも よっぽど重要だと思う。
 
 
 
ただし 日本人の男性に多いのですが 
アメリカ人の女性と あいさつするときに
“ガチ“で 唇を押し当ててはダメです。 
 
 
 
挨拶のキスは 頬と頬を合わせて 口をチュッとならすだけ。 
まずは男性から 顔を近づけていき 歓迎の気持ちを表すのが 
大人のマナーです。 
 
 
 
 
 
オバマ大統領が 一生懸命 慣れない腰を曲げて
天皇陛下に 90度で お辞儀をしたように
まずは 相手の国に合わせて 礼儀を示そうという態度が
お土産よりも 好感を呼ぶと思うのです。
 
 
 
 
日本人には 慣れないことばかりですが
がんばって 場数を踏んで行きましょう!
 
 
 
 
 
 
 
 
気持ちは“言葉”で伝えよう。
 
↓ ↓ ↓
 
 
 
 
 
 
 
 
 

続きを読む

ブログ紹介

ニューヨーク駐在生活ありのまま

http://blogs.yahoo.co.jp/sabenukey

主婦ジャーナリストがホンネで綴るNY郊外の駐在生活。爆笑記事から泣ける記事まで アメリカと日本の「今」が分かります。

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細