つい最近、イギリス英語はアメリカ英語と違うのか、、、と知人から質問されました。
もちろん、違います。私的には英語と米語くらいの開きがあるように感じます。
発音はもちろん、単語もちがいますね。
「列に並ぶ」という動詞は英語では queue (キュー)ですが、米語では follow the line
もう数え上げたらきりがないくらい言葉の違いというのはあります。
一方でもっとも大きな違いはメンタリティーではないかなーとつくづく思います。以前にも書きましたが、、、
今回話をした方も驚いておられましたが、私の感覚ではイギリス人というのは日本人に近いように感じます。とくにアメリカ人との比較論でいうと、断然日本よりではないかと。
まず、イギリスは北の島国です。そういう環境ですから、おのずと保守的、あんまりあけっぴろげでない、かつ、伝統ある国ですからあんまりカジュアルではない。そしてあの寒さと冬の暗さが人を忍耐強くします。本当にペイシェントです。日本人のほうがよほど短気だと思います。
とくに会話で思うのが、アメリカ人が概ねストレートであるのに対して、イギリス側はどっちかというと回りくどい。「それは違う」と思っていても一旦肯定して否定するケースをよく見ました。
意見を聞くと「あ、賛成なんだ、、」と思っていると、But, が来る。そして反対意見がでてくる。
日本では京都がとても保守的で、「どうぞおあがり」は単なる社交辞令で、じつはお宅に上がることは×というのが有名な話ですが
イギリスというのも似たような部分があるような気がしてなりません。
あとは、ユーチューブで実際アメリカ人とイギリス人が意見交換しているビデオがあって、飛行機で毛布をもらう際、
アメリカ人 Can I have a blancket?
イギリス人 Sorry, can I possibly trouble you for the blancket, please?
これはもう爆笑ですよね。イギリスは「恐れ入りますが、、、」的な感じです。
sorry という言葉ですが、これLondonerは一日100回くらい言うのじゃないでしょうか。ちょっとしたことでもとにかく sorry です。日本人の「すみません」に似てると思います。別に詫びているというよりは、エチケット的な感じ。一方、アメリカでは本当に言いません。excuse me でしょうか。
てなことで以前にも触れたネタですが、最近また話す機会がありましたので、、、、
おわり。
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