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パナマの出産 (2人目は無痛分娩)

カテゴリ 中南米

無事に2人目も生まれました!

 

今回は無痛分娩も間に合ったので、日記がてらの無痛分娩経験談を書きます。"日記" なので、ネタ的な内容が多いです。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

前回は深夜の破水から始まってあっという間に進んでしまったので麻酔が間に合わなくて"予定外の"自然分娩だった私。かなりのスピード出産なので、正直自然分娩でも大丈夫なはずなんですが、人生経験として無痛分娩を体験してみたくて今回こそは無痛分娩を!!!と切に願っていました。

 

妊娠中から、閏日と雛祭りは避けて生まれてきてね~と、願っていて、雛祭り翌日にもういいよ~、でも昨日はダメで今日OKとか大人都合過ぎるか!わっはっは!なーんて話していたら、夕方に陣痛がきました。笑

 

前回は破水からだったので、病院に行くタイミングになる始まりの陣痛がどんなのか分からず心配だったのですが、最初っから5分間隔の、会話がギリギリできる"しっかりとした"陣痛だったので、問答無用で分かりました。案ずるより~ってやつなのはいいけど、最初っからエンジンかかり過ぎで、今回もスピード出産になる予感ぷんぷん。

 

歩いたら5分の距離を、渋滞気味で一方通行ばかりのパナマの市内を車で10分ちょいかけて病院に到着。前回に同じく緊急窓口で「妊婦でお腹痛いの。これ書類」って受付で渡したら、係員が車椅子で来てくれて、陣痛室へ移動。この時点で結構痛い陣痛だったけどまだ間隔はあったので、途中休憩しながらも各種測定と着替えをして、案の定陣痛なのでこのまま出産決定、いつもの産婦人科のお医者さん待ち。送ってくれた夫と娘は一旦帰宅。

 

幸いにも先生はまだ帰宅していない時間帯だったらしく、すぐ来てくれて、無痛分娩希望よね?麻酔担当呼ぶね~と、早速手配してくれました。でも病院到着時は子宮口5cm、先生到着時で子宮口が6cmとぐんぐん進む私のお産が心配で、今回も麻酔は間に合うんだろうかとまだまだ心配していました。

 

でも今回は夕方だったのが良かった。麻酔医師もすぐ来てくれました!分娩室に移動して、わくわくドキドキの無痛分娩開始です。

 

脊髄に麻酔注射するので、勝手に太い長い注射器でぶすっとやられるイメージしていたのですが、全然そんなことなかったんですよね。インフルエンザの予防接種くらいのチクっとした痛みが数回続いて、背中にひんやりした感覚が入って麻酔完了。途中なにかをしくじったらしく、クソっ!って暴言も聞こえて不安になった瞬間もあったけど、背中越しだし、もう任せるしかないので、変にヒヤヒヤしながらもお任せモードでした。

 

そこからがあら不思議。ほんとに麻酔が効いて、すーっと感覚が薄くなったんです。面白半分に太ももまで触って確認したけど、確かに痛みにめっちゃ鈍感な状態。軽い陣痛はなかったことにできるくらいに無感覚状態。強めの陣痛がくるとかろうじてお腹が締まる、生理痛のような感覚程度。

 

こりゃマジ天国だわ。笑

 

麻酔の副作用で少し痒みがありましたが、寒い日にセーターのチクチクで痒みを感じるのと同じくらいの程度だったので全然余裕。人によっては火照りや吐き気の副作用があったり、麻酔が効きすぎる事もあったり、いろいろ状況はあるようですが、私は痒みだけで麻酔の効き具合も良好。麻酔医さん、ありがとうございます!

 

でも、ここで地味な急展開。麻酔してから、陣痛が進まなくなってしまった。

 

待っても待っても進まない。携帯も音楽もない空間でひとりぼっちの待機。

 

・・・・・・寝落ちしそうになった。笑

 

でも寝落ちしたら一生の笑い話になるし、寝顔を見られるのは恥ずかしいので、プライドで必死に起きていました。

 

そんなのんびりタイムも少しだけで、産婦人科医の先生判断でちょこっとずつ促進剤投与することになり、あっという間に子宮口は9cm、出産OK!の状態に。さっきまでひとりぼっち or 産婦人科の先生がチェックに来る程度だったのに、あっという間に、看護婦2人、麻酔医、小児科医、産婦人科医、そして夫がきて、人口密度はんぱなくなりました。

 

そこからは、麻酔で軽減されたなかで感じる生理痛程度の陣痛のタイミングでいきむんですが、前回は頭蓋骨がすでに骨盤に挟まった状態で分娩室に放り込まれたのであっという間に生まれたのに対して、今回はまだ赤ちゃんはお腹にいる感覚があったので、これをどう進めたらいいのかわからない状態。案の定何回かいきみ失敗で、赤ちゃん、全然進まず。麻酔医と小児科医は暇すぎて携帯いじりだして、失敗の焦りでしょぼくれモードになりかけていた私でしたが、産婦人科医の先生が「お産は進んでいれば大丈夫だから。今回のお産も進んでいるし、自分のペースでゆっくりでいいから大丈夫」と励ましてくれたので、不貞腐れずに頑張れました。やっぱり心の支えはこの産婦人科医の先生です。彼のおかげでパナマでの妊娠出産を大満喫しています。ほんと、超・感謝な存在です。神です。

 

そこから更に何回か失敗しつつも、いきむ感覚もわかってきて、無事にお産はきちんと進んだんですが、無痛とはいえ、骨盤こじ開けて進んでくる赤ちゃんの威力はんぱない。普通に身体をやられてる感がやばかったです。痛みというより、ダメージ。麻酔しているから痛みは無いし、状況把握はできるし、でも、無感覚なのに身体がやられてダメージを負ってるのがわかる、不思議な、でも本能的に赤信号を感じる感覚でした。

 

無事に出産し、そこからは小児科医の先生があれよあれよと赤ちゃんのケアと記録を進めて、産婦人科医の先生は胎盤娩出と会陰縫合、看護婦さん2名もサポートや片付けでバタバタしていたのに対して、麻酔医さんは産婦人科医の作業をガン見。担当としてやる事ないし、医学的にも興味あるのはわかるけど、うーん、私は微妙な気分でした。苦笑

 

みんなやる事やって、母子ともに問題ないことを確認したら、お医者さん各位とはあっさり解散。18時半くらいに病院到着してから21時半に出産、22時には解散していたので、麻酔してから寝落ちしそうな瞬間もあったとは言え、相変わらずのスピード感ある出産でした。お医者さんを深夜勤務させずに帰宅できてよかったよかったと一安心していたのはいいものの、看護婦さんが自分の報告書対応に集中しすぎて私を入院病棟に送るのを忘れる事件があり、最後までパナマを感じる出産経験でした。苦笑

 

入院生活は相変わらずの感じで、前回の経験を生かして必要なものは持参していたので、自由に余裕に過ごしたほうかな。相変わらず病院食は美味しくなかったし、意味不明な対応もちょこちょこあったけど、もう慣れましたよ、はい。

 

 

 

 

 

 

結論、無痛分娩ってすごい!!!

でも身体はしっかりダメージを受けているので安静に!

 

 

 

 

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雑草系駐在妻のパナマ生活、海外移住も人生もなんとかなる

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2017年からパナマ生活開始、現地の生活情報を主にブログ更新中

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