2月25日(火)世界文化遺産にも登録されているバンシュ(Binche)のカーニバルを初めてみにいきました。
バンシュは、ブリュッセルの中央駅からのんびり列車で1時間半ほど、車だと1時間弱のところにあるワロン地方(フランス語圏)の小さな町。
3日間続くカーニバルの最終日火曜日が一番見応えがあるということで、中でも一番盛り上がる午後3時からのジル(ピエロ)のパレードとオレンジ投げに合わせて行ってきました。
午前中は快晴にもかかわらず、午後から天気が崩れるという予報でどきどきしながら昼過ぎに電車で到着。(ちなみに電車の切符は、カーニバルの特別チケットがあり、普段の半額ほどの往復10ユーロで事前購入しておきました)
午前中の仮面をつけたジル達のパレードやダンスは見れませんでしたが、午前の部をおえたジル達が休憩のために家などに戻る場面に遭遇。ジルが移動するときは、必ずドラムをたたく人が後ろをついて歩くというルールがあるそうで、リズムカルなドラムの音色と、ジルの華やかで美しい衣装に早速迎えられ、早くもテンションアップ!
こんなかわいい天使のようなジルも。
さらに、ジルのかぶる仮面の大きなオブジェがあちこちに。ちょっと奇妙な顔ですが、眼鏡は賢さ、ひげはお金持ち、を表しているそうで、この仮面の存在が世界遺産登録の決定打になったという話もあるそうです。
3時からの午後の部まで時間があるので、ランチを取りながら休憩。パレードの最前列を確保できるよう、2時15分ごろに場所取りへ。見物に来ている人の中に、胸元や帽子などに黄色いミモザの飾りをつけているのが目につきました。春の訪れをつげるミモザを飾るのが恒例になっているそう。そこで、ちょうど売っていた小さなミモザの飾りを1ユーロでゲット。
ジル達が投げるオレンジをゲットすると幸運がおとずれるというので、袋を用意して最前線でスタンバイ。
3時過ぎ、ゆっくりとパレードがスタート。小雨の降る中、雨では登場しないという3kgにもなるという豪華なダチョウの羽根の飾りがお目見えするか直前まで心配でしたが、無事に見ることができました。
一番有名なオレンジの衣装のジル達以外にも、鮮やかな衣装に身を包んだ少年少女たちのグループも。
笑顔で、目を合わせるとオレンジを投げてくれます!
かわいらしい女の子たちのグループ
天使のような男の子
美少年軍団!
4時半近くになり、オレンジは予想以上にたくさんゲットできたし、残念ながら雨が降りだし、身体も冷えてきたので撤収することに。
帰りの電車の中で、オレンジを数えたらなんと21個!
午前にやっていた仮面をつけたジルのパレードは見れませんでしたが、歴史の中にもジル達と笑顔でコミュニケーションができたのがとてもうれしく、あたたかな気持ちになって家路につきました。
是非、多くの方に訪れてほしいイベントです。
こちらが仮面のジル。朝から見学していた友人からいただいた写真!
帰宅後、戦利品のブラッドオレンジを絞っておいしくいただきました!
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