前回に引き続き、海外生活をはじめるうえで、日本から持ってきた方がよいものをご紹介。
今回は、子どものもの特集!
・文具用品
えんぴつ、消しゴム、シャープペン、下敷き などの文房具は、たとえ100均のものであっても、海外で一般的に売っているものとはクオリティが全く違います。(下敷きは、売ってない国が多いです。)
ただし、インターや現地校だと、お友達に「ちょっと貸して!」と言われて貸してあげると、別の子にまた貸ししたり、そのまま紛失することもたびたび。悪意がある場合も、ない場合もあるようですが、いずれにしても自分のものがなくなってしまうのは嫌なものですよね。子どもが大事にしている文房具などはあまり学校では使わないようにしたり、なくなっても仕方がないと思えるようなものを使うようにした方がいいでしょう。
また、お子さんも、言葉のせいでお友達に「返して」と催促もできず、親にもうまく説明できず「なんで、なくしてくるの?」なんて責められたりして、かわいそうな状況になりがちです。
これは文具に限らず、ジャケットなどの衣類なんかも同じです。私もブラジル時代には、娘に「あなたがだらしないからなくなるんじゃない?」なんて責めたこともありましたが、ようやく状況がわかってあきらめました。。。(苦笑)
日本の感覚だと、学校で持ち物を取られるなどということは、あまりないことですが、海外では珍しくありません。お金持ちの多いインターでも同様です。「モノがなくなって困るなら、買えばいいじゃない!」という感覚があるようで、人のものを使ってなくしてしまうことにもあまり罪悪感がないように感じます。
・本や漫画、(ゲーム)
国にもよりますが、日本の本が手に入りにくい地域が多いです。気分転換や日本語力の維持のためにも本は重要です。小さいお子さんで、日本語よりも現地の言葉が強くなってきてしまった場合、マンガでもゲームでも日本語に接してくれるのはありがたいことです。
・下着類
お子さんが小さい時は、特に重要。最近はユニクロが進出している国も増えているので、かなり状況がよくなっていますが、肌着や下着類は、品質やサイズ、デザイン的にも日本のものがオススメです。
・洋服はほどほどに。
日本人学校に通うのであえば、日本式のスタイル、入学式や卒業式などで必要なフォーマルな服は必須です。補習校では、そこまでではないですが、日本のセレモニー用の服があると便利でしょう。
お子さんの好みがある場合はもちろんそれも大切に!ただし、インターや現地校に通い始めると、ファッションのスタイルも現地の子たちから影響を受けがち。せっかく2,3年分の成長を見込んで日本で購入してきても、子どもが嫌がる場合もあるので要注意!
ちなみに、日本で売っている、英語やフランス語など外国語がデザインとしてかかれた洋服は、ときどきスペルが間違っていたり、おかしな意味だったりすることもあるので要注意です。
・浴衣や日本代表ユニフォーム
現地校やインターでは、インターナショナルフェスティバルなどが恒例行事となっているところが多いです。そのときに着用できるよう女の子なら浴衣、男の子ならサッカーやラグビー日本代表のユニフォームがあると便利。(サッカーよりラグビーのジャージの方が日本らしくってよさそうですね。個人的にほしいです!)
ちなみに、学用品として学校で使うものは、近場の国以外は引っ越しの際、航空便もしくは手持ちでの運搬が必要です。学校で必要なものは、学校のサイトなどで確認できると思います(School Supply List)。ちなみに、リコーダーは日本人学校だけでなく、インターや現地校の小学校の音楽の時間でやることが多いです。それを知らずに、海外ではいらないだろうと、船便に入れていたらすぐに必要だと気が付いて、持っているのに買いなおすという失態を2回も繰り返した苦い経験があります。。。
いかがでしたか? 参考になるといいのですが。。。
ところで、お子さんの海外への転校にあたって、重要なこととしてお伝えしておきたいことが一つ。
特にミドルスクール以上のインターや現地校に転入する場合、語学力はさておき、パソコンスキルはとっても大事です。宿題や授業でも、パソコンを使うことが多く、英字タイピングなどが苦手だと、言葉の壁だけでなく、さらなるストレスになりがち。子どもは、あっという間に慣れてはいきますが、もし引っ越しまでに時間があるのなら、少しタイピングなどの練習をしておくといいかもしれません。
日本からの必需品、思いついたらまた断続的にご紹介していきたいと思います!
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。