まだ11月なのに、NZではクリスマスソングが溢れています。
焦る気持ちとワクワクする気持ちで複雑な毎日。
さて、今日は数日間に渡って全世界のニュースで
盛り上がりを見せた、NZの25歳の女性議員について。
先日の議会で、気候変動問題関連法案の発言中に、
彼女に対してヤジを飛ばしてきた、年配議員たちを
"Ok, Boomer"
の一言でさらっと黙らせ、発言を続けました。
TikTokから広がった最近話題のこの流行語は、
まさに、ヤジを飛ばした議員たちの世代をディスるもの。
日本だと「老害」とか言われちゃう世代でしょうか。
「はいはい、老害、終了~!」なニュアンスと受け取っています。
そもそもBoomerとはどこからきた言葉かというと、
Baby boomerのこと。
ベビーブームの間、特に第二次世界大戦後に生まれた世代を
主に指すようなのですが、年代としては、
1946~64年生まれだそうです。
この現在50代中盤から70代前半世代が
「今の若者は私たち世代に比べて・・・」と批判的だったり、
「あの頃はよかった・・・」とノスタルジックになったりすると、
そういう話題をウザがる若者が"Ok, boomer"とスルーしたり、
小馬鹿にするのが、その使い方です。
ちなみに、Boomerの下の世代(1965-80年生まれ)は、
GenerationXと呼ばれ、さらに下(80-96年)はMillenials、
さらにそれより下の2000年代前半生まれの現在の
若者たちはGenerationZと呼ばれます。
日本の「ゆとり世代」のように、
それぞれの世代によって特徴があり、お互い小馬鹿にしたりする
ときにも、よく話題に出されるものです。
私はギリギリMillenial世代で、テクノロジーやSNSの出始めを経験していて、
GenXよりは慣れていないとおかしいはずなので、テクノロジー音痴を
年上の友人の前で発揮してしまうと「Millenialsと自称してたのは嘘だな」
とからかわれます。
それぞれの世代にどういう特徴があるのか、
知っておくと会話に出てきたときに理解も深まりますよ!
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