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お国柄

先日、アメリカ人の感情について少し触れましたが、ロンドンに住んでいる時、よくアメリカ気質とイギリス気質の違いについて話すことがありました。

というのは、当時の会社がアメリカにも欧州にも法人を持っており、毎月商品の販売方針、方法等の議論で会議を持つわけですが、往々にして米国側と欧州側で相容れないということがあったからです。これはどこの会社でもよくあることです。

そういう日、会社終わりにパブなんかにいきますと、アメリカ話になったりするんですね。イギリス人も認めていたアメリカ人のキャラクター。

・使う言葉がカジュアルでシンプル。イギリス人のように難しい単語や言い回しを使わない。

確かに、メールを見ていても、明らかに使う単語の難易度はイギリス人の方が高い。そして言い回しが複雑(面倒臭い 笑)。イデオム、フィグラティブな表現がはるかに多い、受動態、無生物主語等が多い。

・ちょっと仲良くなったらもうソールメイト 笑。

これもよくわかります。初対面でも「もう俺たちはブロー(兄弟)だよね、次回はうちに来てよ!」てな感じになることままあり、一方、イギリス的にはいきなり家に来てもらうというのは。。。。

・対応がカジュアルすぎ

イギリスのメンバーとアメリカ出張に行くと、必ずこの話題が出ます。飛行機に乗り込む時、パッセンジャーを迎えるスタッフがコーヒーカップ片手に「Hi」、この時点でイギリス人は「Hello」でしょ。。と内心でつぶやく。そしてCAが若い女性に「Hi Sweety!」とかいうとイギリス人は苦笑、ありえへんよね的な。ホテルのチェックインでもHiと言われると、「Hello」だよねと内心で。。

・主張の強さ

会議で意見が食い違うと、だいたアメリカ側の主張は「こうでなければdisasterだ!!」となることが多し。一方、イギリス側はどこか落とし所、お互いの主張の中間地点を見つけようとします。あるいはそういうふりをします。これは日本人と実によく似ています。

とかまあ色々とあるわけです。

私としては、それぞれの個性というか傾向というものさえわかっていたら、まあどちらがやりやすいとかいうのはあまりないような気がします。

今はアメリカどっぷりですが、それはそれで実に楽しいですし、まあ色々とお国柄というのはあるもんだなと。

てなことで続きはこれにて、、、

おわり。

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