電車でデイトリップ　to ケルン

６月中旬の爽やかな青空のもと、夏休みに本帰国となる友人の思い出作りにと、友人たちと隣国ドイツのケルンでデイトリップに行ってきました。

高速電車Thalysでブリュッセルのミディ駅からケルンまで約１時間半。９時半の電車に乗ってもお昼前には到着するという気軽さ。
ケルン駅の目の前にそびえる世界遺産ケルン大聖堂が、ケルン観光の最大の見どころですが、今回は大人女子旅ならではの楽しみも満喫できました！


まずは、ライン川にかかる橋を渡って対岸へ。


「愛の南京錠」として知られるスポット。１ミリの隙間もないほどの鍵。



そして、今日のメインイベント。大聖堂の塔へ。先の見えないどこまでも続く階段。
もう半分は上ってきたと思ったところで、降りてくる観光客に「あとどれくらい？」とたずねてみたら、「まだ３割だよ」というショックな返事が返ってきました。

息をととのえながら、さらにのぼり、ようやく鐘まで到着。地図によると、ここで約５割となっていて、心が折れる寸前。さらに、この先は螺旋階段も鉄骨状の心もとないつくりで、高所恐怖症の人にはつらいところ。

あと５割なんて無理かも、と思いながらもくもくとのぼりようやく到達！最後は意外と近く感じました。
上からながめる景色はみごたえがありますが、安全のために、金網がはりめぐらされているので写真は断念。そのかわり、内部から美しい塔の装飾の写真を見ることができました。


塔からおり、ドイツビールとザワークラフト、ドイツ風カツレツ、ソーセージで疲れをいやしました。
ケルシュビールはさっぽりとして飲みやすく、３杯もおかわり。すっかり気持ちよくなり、お料理の写真を一枚もとれず。。。

ケルンは、コロン（香水）の発祥の地としても有名で、有名なお店がいくつもあります。ファリナや4711が特に人気です。
駅からは少し歩きますが、こちらの４７１１の本店は香水が湧き出る蛇口があり、店内にあふれるよい香りで気分も爽快。


蛇口の後ろに見えるタペストリーにはナポレオンが。ナポレオンはケルンのコロンを愛用していたそうです。


お土産にお手頃価格（５ユーロ）のトートバッグをゲット！


４７１１よりも歴史のあるファリナのお店には、小規模ながら
香水博物館https://farina.org/welcome/
も併設されているので、お時間のある方は是非！


帰りのタリスは、一等席で食事つき。ワインのサービスもあり、最後まで楽しい旅行となりました。



ちなみに、行きのタリスの普通席の方が食事もないのにお値段が高かったのです。早めに予約すれば、よい席でも安くとれることがあるようで、早くから予定をたててグッとお安く近隣諸国への電車旅を楽しむことができます。

日の長い６月のヨーロッパ。帰りの電車は１８：３０過ぎのケルン発で、ブリュッセル到着は２０：００過ぎでしたが、まだまだ明るいうちに自宅に戻れるというありがたさ。

観光にグルメ、ステキな景色に友人たちとの楽しいおしゃべり。。。と大満足のデイトリップでした。
電車旅、はまりそうです。


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