週末にいつもの通りに Multiplaza Mallでふらふらお散歩をしていると、びっくりするほどの行列が。
なんだこれ?思いながら、最前列を見に行くと、そこには「protegete contra la influenza, vacunate」と書いてある看板が。なるほどインフルエンザの予防接種ね。(スペイン語は英語と似ているのでわかりやすいんです。protectとか、influenzaとか、vaccineとか、似てるのです)
パナマの定期予防接種リストは日本とほぼ同じなので、予防接種未接種による重大な病気・感染症は無い傾向。(とはいっても地理的にデング熱とか黄熱病の危険はあるエリアだし、接種率が100%ではないのでなんとも言えない部分もあります)
インフルエンザについては、2009年にA型の発生59例を確認できてから、政府が予防接種の補助を開始していていますが、それでも2016年は60名の死者が起きている状況。(La Estrella新聞記事参照。2009年以前はインフル無かったのかどうかは不明。インフルは存在していたけど、認知されていなかった可能性も無きにしも非ず。。苦笑)
そこで、政府は毎年、無料のインフルエンザ予防接種キャンペーンをしていて、夫の会社にも保健士さんが来てくれたり、こうしてショッピングモールで予防接種ブースが設置されていたりするのです。このような無料予防接種実施情報はテレビ・新聞・Twitterなどでも、こうしてお知らせしています。
パナマ在住2年目、前からも政府によるインフルエンザ予防接種無料キャンペーンがあるのは知っていましたが、実際の風景を見るのは初めてだったのでびっくりしました。
日本では、風疹の流行について、抗体検査結果で免疫がない39~56歳の男性を対象に3年間、原則無料の予防接種を実施するとか言われていますが、会社休んでまでして行く時間ないし、パナマみたいに週末にこういう場所でこうして予防接種ブースを設置してくれるとめっちゃ助かるのに~、と素人は思っちゃうんですが、なんかできない事情があるんでしょうかね。
<関連記事>
いいね!代わりにポチッとしてくれると嬉しいです。:)