娘が9カ月半になり、奇声に悩んでいたので、ベビーシッターさんに相談してみました。
「娘、最近奇声がひどくて困ってるんだけど、どうすればいい?伝えたいアピールなのは分かるんだけど、奇声が困るの」
「この年齢じゃしょうがないわよー。しゃべれないから、泣くか叫ぶかしかできないんだから、しょうがない」
「奇声は普通なの?」
「普通、普通!言ってる言葉も完全にはわからないんだから、言い聞かせるのもできないし。」
「日本だと困っちゃうんだよね」
「ここはそんなの、だ~れも気にしないから!大丈夫大丈夫!!」
・・・・救われた。涙
救われたどころか、
「赤ちゃんなんて静かにできないでしょう。日本ではどうするの?」
「騒いでも大丈夫な場所しか行けないかなぁ。カフェやレストランは入れないし、電車も難しいね。うるさくしたらダメだから」
「それは不便だね!ていうか、差別!!!」
・・・・と、言われました。
そうねー、うん、差別かもしれないね。苦笑
でも「差別」という過激な言葉すら適切かもしれない感じるくらい、ラテンでは子どもに寛容。
パナマはもちろん、旅行先のコロンビアでもメキシコでも、娘は「かわいいね~」言われ、エレベーターではおじさんが変顔してくれたり、道端では子ども達がわざわざ触りにこっちに来たり、通りすがりの時すらお兄さんがのぞき見して頭撫でてくれたり。
女性や年配者が可愛がってくれるのはもちろん、男性や若者まで、ほんとに、みーんなから愛され、可愛がられ、見守らています。それくらいに、みんな赤ちゃんLOVEなのです。
奇声問題についても、
外出先では娘が奇声をあげるたびに、私は必死でなだめて言い聞かせるのですが、
まぁ、周囲がなーんも気にしないこと!!
誰も娘の奇声など気にせず、そのまま過ごしているのです。
最初遭遇した時は、目から鱗でした。
誰も気にしないの?!娘、うるさすぎでしょ??睨まないの?ガン見しないの?舌打ちしないの?憐みの目で見ないの???って、一時帰国中の都内子育てでゲッソリな経験をしていたので、衝撃でした。
子どもが制御不可状態な時、こっち(親)は必死で余裕ゼロなので、このような子どもにやさしい環境は有難い限りです。これに甘えずに、きちんと躾を頑張りますが、ほんとにほんとに有難い。
それにしても、日本で子育てしている皆さん、ほんと尊敬します。そしてママ・パパ、がんばってる!!!皆さん超・えらい!!って言いたい。
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・ 同じこと、娘が生後4か月の時にも言ってた、パナマでの子育てについて
・・・・次にまたこの感動を叫ぶのはイヤイヤ期突入時かな。苦笑