パナマには、意外にもラーメン屋さんがちょこちょこあります。でも、それは完全にガイジンによるラーメンで、麺がぶよぶよだったり、スープの味が微妙だったり、トッピングが意味不明だったり、まぁ、いろいろアレンジされ過ぎてて、日本のカップラーメン以下なんですよ。個人的感覚ですが。
余談ですが、もっぱら麺類が食べたくなったら、韓国料理か中華のタンメンを食べています。 or 家で作る！
で、そんな悲しい状態のパナマラーメン事情でしたが、
味千ラーメンがパナマに進出したのです！！！
私がそれを知ったのは日経新聞の記事ですが、この熊本日日新聞の記事のほうが分かりやすいですね。
味千ラーメンのパナマ進出は、これから増えるであろう中国人をターゲットにしているそうで。現地在住の日本人を喜ばせるものではないのは残念ですが(笑)、ここは中国の勢いに棚ぼたでいいのです！美味しいラーメンが食べられるならいいのです！
店舗は、パナマ社員を日本で研修してもらって、ゆくゆくはパナマ社員だけでやりくりするFC方式。本社？による営業チェック・視察がどれくらいの頻度であるかは不明ですが、個人的に、味は確実に低下すると思っています。日本ほど真面目に品質維持の手間・作業を続けられるのかが怪しいのと、そもそも「日本のラーメン」の味に馴染みがない or 違いが判らない場合、それこそ味を維持するのは難しいから。
これ、私のひじきの煮物がそうなのです。私、台湾出身の家族全員台湾人。ひじきの煮物っていう日本の家庭料理は小学校の給食で始めて食べて、旅館や大戸屋やスーパーのお弁当で食べることはあっても、普段の生活では馴染みが無い。なので、夫にひじきの煮物を作ってあげても、いまいちこれでいいのか、正直分からないのです。私の中では再現しているつもりでも、若干染み込みが足りてなかったり、そもそも味が薄かったり。自分に馴染みのない料理を再現するのって、1回程度ならまだしも、維持するのって難しいんです。
っていうガイジン的な思いを理解しているので、日本人社員がいる間は特に食べとかなきゃ！！！！と思っています。
さていつものグルメ情報に戻ります。
＜ Ajisen Ramen (味千ラーメン) ＞
営業時間： 12時～21時？
備考：
・ 駐車スペースあり
・ 2Fにグループ向けスペースあり
・ チャイルドチェアあり
店舗の広さはふつう。2人席～4人席、ソファー席もあり、2Fにはグループ向けの大人数席もあるようで、便利便利。
オープンして最初の週末にランチで行ったのですが、4組も知り合いの日本人にお会いしました。笑 味千ラーメンがターゲットとしている中国人もいたし、現地のアジア系のお客さんもいたので、きちんと周知されるんだなー！と感心。(パナマは新規オープンでも、まったく広告してなくて、お客さんゼロ！とかあり得るんですよ。苦笑)
そしてこれが念願のラーメン！
ふつーに美味しかったよー！ふつーに日本のラーメンだったよー！麺もスープもきちんと美味しかったよー！
感激であっという間に間食してしまいました。
お値段は8ドルちょっとだったかな。海外ラーメンは10ドル超えがふつーなので、この料金設定もありがたかったです。サイズもちょうどいいし。
ラーメンの丼ぶりも、小物も、味千ロゴのを使ってて、あー、しっかりしたお店！て思いました。
でも、市販のテキトーな器じゃないだけで感激するって、パナマに来てから感激するハードルが激低になっていますね。。。苦笑
夫共々、だいぶ気に入ったので、コレステロールや脂に気を付けながら、適度に通わせていただきまーす。
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