めでたくうちの会社にも新入社員諸君が入ってまいりまして、つい先日は歓迎会に参加したり、部門説明をしてみたり、、、春の恒例行事。
4月1日の朝は晴れやかというかいささかぎこちないスーツ姿の若者たちが通勤する姿を見てほほえましいやら、近い将来同じことを経験する自分の子供のことを考えるやら。。。。。
一方、海外の就職といのは全く日本とは異なります。大学の専攻を選ぶときからすでに就職と直結していることが多い、かつ、それに基づいて大学時代にワークエクスペリエンスをみな経験します。インターンシップというえばおわかりでしょうか。
これらは、学校の単位にも組み込まれていています。
そして、就職活動の時には、自分がワークエクスペリエンスで何をやったかをアピールし、就職活動の時にどういうジョブディスクリプション(職務内容)かと年棒について交渉します。なので入社してDay 1から貢献がもとめられます。
ただ、卒業即就職する人もいるし、ワーホリなどで海外にふらっといってから就職する人もいるし、人によってさまざま。
なので、一斉就職、4月1日のスーツ姿、そして入社式、研修、どこに配属されるかというわくわくなどという現象やイベントはほぼありません。
就職するときにはみなスペシャリストとして就職しますから、総合職なんていうものはないし、インターンを経験しているから新入社員研修で名刺の出し方を学ぶなんというほほえましいことはありえないのです。チームワークもインターンの時に学んでいます。
ということで、本当に何から何までことなる「就職」。
4月1日の一斉就職、入社式、研修というのは戦後、高度成長を支えた日本独自のシステムであり、それがこの時代にまで続いているという目で見ている日本人は数少ないかもしれませんね。
「外」を経験すると異なる見方で物事が見える一例でした。
おわり。
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