さー徒然をもう一発!
ロンドンとは何の関係もない! ←すみません。。。
脳についての小話を書きましたが、もう一つ動物の生態に関する本も最近読んでおりまして、非常に面白い作品に出会いました。
そのお題が一夫多妻か一夫一妻かどちらが種の存続には有利か。
例えば、男性100人と女性100人について、外見、知能、体力等、いくつかの重要な指標を数値化して評価し、1番から100番までそれぞれランキングをつけたとします。そして大切な点は、それらの指標は生存能力において重要な指標であり1番は100番より優れたDNAを持っている可能性が高いという点です。
一夫一妻制にした場合、おそらくトップの女性はトップの男性を選び、2番目の女性は2番目の男性を選び、、、、というように序列に従って互いを選ぶ可能性が高いという、、、、何となく納得。
だって1番は明らかに外見もかっこいいんですよ、知的レベルも一番高いし、運動能力抜群という、、、頂点ですから。
がしかし、一夫多妻にした場合は、5番目とか10番目の女性が「私、第二夫人でいいので、1番の男にしまーす!」というケースが出てきます。そして「じゃ、私も!」という女性が続き、結果、上位の男性が多数の女性に囲まれるという状況が生まれます。
よく考えましょう。
優れた遺伝子を残し、種の生存を確保するためには、実は一夫多妻の方が理にかなっているのではという仮説が成立します。
性差別的な観点から公平を期すと、これは一妻多夫、一妻一夫でも同じ理論です。
そして、実際に霊長類の例を見ると、ゴリラは明らかに一夫多妻でボスが多くのメスを支配し、弱いオスはメスには近づけないそうです。
そして一方、チンパンジーは乱婚とのことで、様相は異なるのですが、この場合、母体はより優位な「種」を選別的に選ぶようになり、結果、優れたDNAが選択される可能性が高いとのこと。
ということで、多くの先進国で採用されている一夫一妻制なるものは、ひょっとしたら本質的な種の生存原理にかなっていない可能性があるかもという話です。
これ実に面白い話と思い紹介しました。
ご興味あれば竹内久美子先生の著書を読まれたし。
おわり。
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