ちょっとネット検索していたら、こんなのを見つけました。
横浜市衛生研究所が、世界各国のこども定期予防接種について比較研究してくれているようで、その中にパナマがあったのです!
情報も2013年時点のだし、比較的新しいじゃ~ん!
パナマでは受けるけど日本で受けないもの、は日本帰国時に補填が必要な予防接種が分かって助かるし、
日本では受けるけどパナマで受けないもの、はパナマの伝染病意識や警戒情報の参考になる。
ワクチン名の表記も比較リストになっているので、似ているようで違うスペイン語や英語表記についてお医者さんと会話する必要がある際には助かります。
っていうのも、つい先日、在パナマ日本大使館から百日咳流行のお知らせメールが来たので、娘の予防接種状況が心配になったんです。
「昨年末から,ノベブグレ自治区を中心として流行していた百日咳(Tosferina)が,パナマ首都圏近辺まで感染が及んでいるようです。......パナマにおいても,百日咳ワクチンは保健省関連施設にて無料で接種可能ですが,必ずしも義務化されているわけではないようです。」 って書いてありまして。
幸いにも娘は百日咳予防接種済みでしたが、
たしかにふとした時にワクチン無料接種の案内を見かけたりするので、パナマではまだ予防接種に対する意識はそこまで高くないようです。
パナマ生まれのうちの娘も、予防接種記録は先生お手製の成長記録&予防接種記録カードに記載されている感じで、こういうのが国や自治体から交付されていない点からも、予防接種に対する公共サービスが行き届いていないことがうかがえます。
発展途上国なので、こういう部分も発展途上なんですよね。
最近はブラジルの黄熱病も流行再発の傾向にあるし、アメリカは麻疹が大流行しているようだし、各種病原体を持った観光客による伝染もあり得るので、アメリカ大陸全土の伝染病全般が心配です。
にしてもこの横浜市の世界中のこども定期予防接種リスト、すごすぎる。ほんと助かる。
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