2017年6月にアメリカで初めて家を買ったことを【アメリカで家を買う:全7回】シリーズで書きました。入居して、さまざまな不具合(食器洗浄機を買い換える、洗濯機が壊れるなど)を体験。
さらに入居3ヶ月経った9月、天井からの水もれが発覚したのです!
アメリカで水もれを体験したのは初めて。どうやって修理するのか、支払いはどうするのか、いろいろなことを学びました。
家のトラブルで、心も英語力もきたえられています(笑)。
水もれが発覚した2017年9月エミー賞の夜 エミー賞は楽しかったあれは忘れもしない 2017年9月17日、エミー賞(補足参照)の夜のこと。
サンディエゴに移住してからは、映画よりもテレビドラマを見ることが断然多くなっているので、エミー賞は毎年楽しみにしているイベント。この授賞式で、まだ見ていないけど面白そうなドラマを発見することが多いのです。
グアカモーレ、サルサ、チップをつまみにビールを飲みながら授賞式を見る幸せ♡「ああ、終わらないで!」という至福の時間です。
エミー賞とは、アメリカのテレビドラマやテレビ映画など、テレビに関連する様々な業績に与えられる賞です。
授賞式が終わって、さて寝室に行こうと思ったときでした。
次女が一言。「ママ、water is leaking!」(水がもれてる)
がーん!
ダイニングの天井のすみっこから、ポタポタと水がもれています。
水もれの真上は娘たちの浴室。原因は、トイレか、シャワーか、洗面台か?
日曜日の夜だったのでホームワランティに電話はつながらず、ウェブサイトから配管工の手配を頼みました。
水もれ発覚の翌日:ホームワランティが配管工を手配翌日(月曜日)に連絡があり、「火曜日の午後に配管工が行きます」とのこと。
とにかく子ども部屋の浴室は使わず、私の浴室を使うことにしました。でも、私のシャワーを使った後も、水もれ箇所からポタポタを水がもれてくるのです。
排水管はつながっているから仕方ない!
なるべくシャワーの時間を短くして、配管工を待つこと1日半。
天井の中がどうなっているのか、想像するのが怖かったです。
水もれ発覚から2日後:配管工が来てくれる配管工が来てくれたのが火曜日の午後。水もれ箇所に小さく穴を開けました。
原因は、子ども部屋の浴室の、トイレのタンクと壁をつなぐ管でした。
下水ではないことが分かって少し安心。下水がもれていたら大変な匂いになっていたでしょう。消毒もしないといけません。
この修理作業はホームワランティでは当然カバーされず、持ち家保険 (Home Owner Insurance:補足参照) を使うことになりました。
ホームワランティ経由で来てくれた配管工が、ささっと業者に連絡をとってくれました。
必要な作業は1)濡れた天井と屋根裏を乾燥させる、2)穴を開けた天井を修復する、の2つです。
持ち家保険とは、家屋や建物が、火災や自然災害、または空き巣・盗難といった人的災害によって物質的・経済的損失を受けた時の補償および第三者に対する損害賠償責任をカバーする保険のことです。
乾燥を担当する業者が、除湿機と扇風機を持ってきてくれました。
ダイニングに除湿機1台と扇風機2台。子どもの浴室に除湿機1台と扇風機1台を設置。
上水といえども天井裏が濡れていることに変わりありません。カビを防ぐために、とにかく乾燥させます。
全部を稼働させると、すさまじくうるさい!
普段から空気が乾燥しているサンディエゴですが、除湿機をガンガンかけていると、肌が干からびそうになりました。指先もささくれてきます。
でも天井裏にカビが生えるのはイヤだから我慢。せっせと保湿クリームを塗りました。
水もれ発覚から5日後:穴を大きくして、さらに乾燥させる天井の修復作業をしてくれる業者が来て、天井の穴をさらに大きくしました。
もう「ここはサハラ砂漠か?」みたいにカラッカラです。
料理と食事の時間だけは機材をストップしましたが、それ以外はずっと稼働。
結局、1週間しっかり乾燥させました。
水もれ発覚から6日後:持ち家保険会社から見積もりをもらう私が加入している持ち家保険の会社はAAA(トリプルエー)。この日、AAAのアジャスター(女性)が家に来てくれました。
アジャスターって何?今回初めて存在を知ったアジャスターという仕事。
家の補修作業にどのくらいお金がかかるかを見積もる人で、保険会社から派遣されてきます。
補修工事会社の担当者も同席して、細かい部分まで必要な作業を確認していました。
それが終わって2時間後には、もう見積もりがメールで送られてきてびっくり。
保険の自己負担額の上限まで支払う家の保険は自己負担額の上限(deductible)が$1000だったので、私たちが支払うのは$1000。
修理にかかる金額を合計すると$7000近くになったのですが、私たちの負担は$1000で保険会社が$6000を払ってくれました。
持ち家保険に入っていて助かったわけですが、$1000払うという事実は変わりません。持ち家は臨時出費がかさみます(涙)。
配管工に来てもらった料金はホームワランティの出張サービス料$75で済んだので、それはホッとしました。
トラブルが起きても対処できるように、緊急用資金をしっかり蓄えておくのは大切なことだと痛感しました。
水もれ発覚から8日後:除湿機と乾燥機を撤去除湿機、扇風機をすべて撤去しました。1週間ずっとフル稼働させていたので、撤去したあとの静かなことといったらもう…!
AAAのアジャスターは、7日間の電気代も払ってくれました。1日につき$10で合計$70。
除湿機と扇風機を撤去しても、まだダイニングテーブルは元の場所に戻せません。
これから天井の穴の修復作業をするからです。
水もれ発覚から11日後:天井の修復作業がスタート除湿機などの機材撤去から3日後、やっと穴をふさぐ作業がスタート。
結局、水もれ発覚から16日経って、やっと作業が完了。元の生活に戻れました。
今回学んだことこの経験から学んだのはこの3つ。
やはりアメリカ生活では英語ができたほうがいい!
こうしてトラブルに見舞われるたびに、心も英語力もきたえられていく気がします。
水回りには常に注意を払っていますよ。天井や壁にシミのようなものができていないか、チェックしています。
またトラブルが起きたら、その一部始終をご報告しますね(起きないことを祈りますが)。
Have a wonderful day!
投稿 今度は水もれ!またもや家のトラブル【アメリカで家を買う:後日談】 は Naoko's English Cafe に最初に表示されました。