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パナマの運転が無理ゲーな件について(愚痴)

カテゴリ 中南米

パナマ在住の外国人はもちろん、パナマ人も苦笑するパナマの運転事情についての愚痴です。

 





パナマの道路事情の問題は、いろんな原因がある。

 

繰り返される、この果てしないへっぽこな道路状況の原因はこんなもんだと思っている。

 


・ 一方通行が多すぎる

・ 信号が少なすぎる

・ 道路の陥没が頻繁に起きる
・ ウィンカー出さずに車線変更するドライバーが多すぎる

・ 路駐が多すぎる

 

 

 


今回は愚痴の記事なので、ひとつずつ、とことん、愚痴らせてもらう。




 

・ 一方通行が多すぎる 

私個人的には、これが一番のダメなところだと思ってる。パナマは、区間整備されていないくせに一方通行が多すぎる。徒歩5分でいけるような距離の場所も、一方通行のせいで車で行くと10分とか、行きは5分で行けるのに、帰りは15分かかるとか、そんな意味不明なのばっかり。

 

例えばこれだ。

 

日本人学校からPaitilla病院に行くとする。

Paitilla病院→日本人学校は、車で2分。徒歩5分の距離である。

 

なのに、日本人学校→Paitilla病院だと、車で7分~8分。Calle 50通りを通るルートは距離的に近いけど、それでも7分。Ave. Balboa側のルートマップなんて、ぱっと見はなんでこんなに遠回りなんじゃいっ!と思っちゃうくらいのルートである。

 

ちなみに、これは渋滞のない時間帯なので7~8分だけど、ラッシュの時間帯、渋滞になると2倍時間がかかるかもしれないし、それ以上かもしれない。

 

なので、仮に、日本人学校で怪我人が発生した場合、車で送るよりもおんぶして病院に行ったほうが早いんじゃないか、という状態になる。

 

意味不明だ。

 

一方通行は、利用者にとって不便なだけじゃなくて、車が一定の道路に集中させてしまうので、渋滞の原因にもなる。主要道路のCalle 50なんてほぼ1日中渋滞してる。

 

一般道も、隣の反対側に行く道はスカスカなのに、もう一方は大渋滞、なんてのはパナマの常。日本みたいに道路が狭くて一方通行、とかじゃないので、3車線はある道路なんだから、両方通行にしてくれれば渋滞解消になるのに。

 

 

・ 信号が少なすぎる 

信号が少なすぎるのも渋滞の原因。

 

Paitilla病院前のCalle 53 EsteとAve. Balboaの交差点が個人的な筆頭問題児。3車線x3車線の交差点、片方の3車線はバスやトラックも平気で使う主要道路、それも1車線は高速道路出口すぐの道路。なのに、信号がないのです。

 

一時停止の案内板があるのですが、3車線の端っこにオモチャのように飾ってある程度で、きちんと凝視しないと見えないくらい。そんなお飾り状態なので、無視して止まらない車が多数。てか3車線x3車線を一時停止の案内板程度で制御しようっていうのが無理過ぎる。

 

結果、タイミングを見計らって進むのみなんだけど、3車線を信号なしで進むのは恐怖の限り。怖気づいてたら後ろからクラクションを鳴らされるので、後ろの車や横の車の流れに沿って突き進む感じでしょうか。どうやって運転しているのか、運転のコツは未だによくわかりません。

 

代案なのか、信号トラブル解消にランドアバウトを設置している箇所もあるが、これも地味に意味をなしてない。

 

なぜなら、交通量が多すぎる主要道路に設置してるから。

 

ランドアバウトって、衝突事故防止には良いのだけれども、交通量が多すぎる場所だと、進入時のスピードが落ちるのはもちろん、無理やり入ろうとする車でぐちゃぐちゃな状態になってしまい、意味をなさないうえに、渋滞の原因にもなってしまう。

 

その典型が、Multiplazaモール手前の、Via IsraelとVia Brazil通りのラウンドアバウト。

 

動いてるだけマシだ思う時もあれば、Via Brazil側の通り、Punta Pacifica病院方向は、近くに信号があるので、混雑時にそこが赤信号だと、ランドアバウトギリギリまで車の列が来てしまってカオスなのだ。

 

あー、意味ない。マジ意味ない。

 

じゃぁ信号付けようよ!とも思うんだけど、パナマの信号も曲者。

 

全体的な交通量を考慮せずに、必要そうな箇所で”とりあえず設置”してしまっているので、せっかく青信号で進んでも次が赤信号、とかいう、意味ぷーな設計なのだ。ちなみにこれはVia Brazilでよく起きている。


そんなこんなのへっぽこな交通設計、マジでどーしようもない状態のである。

 

 

・ 道路の陥没が頻繁に起きる 

パナマは雨量が多いせいか、地盤が微妙なのか、道路がよく陥没してしまっている。

 

道の途中に、ぼっこーん穴ができてたり、凹みができていたりで、軽いアトラクションばりに陥没があるので、運転している時も気が抜けない。急に前の車が突然くにょんと曲がったら要注意、気を抜いてそのまま運転すると、陥没にはまってドコン!!!とタイヤを腰を痛める事になる。

 

この「くにょん」動作が起きるということは左右の車線の流れにも影響するし、大きな陥没だと車線変更も余儀なく必要になるので、こういう陥没も、地味な渋滞原因だと思ってる。

 

ちなみに、郊外に行くと陥没は少なくなるので、楽しくドライブをするなら、郊外がベター。

 


・ ウィンカー出さずに車線変更するドライバーが多すぎる 

これ、個人的な恐怖。

 

右折左折ではかろうじてウィンカーを出してくれているので助かっているのですが、隙間あらばくねっとウィンカーなしに突入してくる車が5割5分以上。ウィンカーなしで運転する車のほうが多い気がする。渋滞時はさらにカオス、隙間あれば割り込みに突っ込んでくる車も多いこと多いこと。ほんと、運転中は気が抜けない。

 

加えて、黄色いタクシーはさらに運転が荒い。お客さんを捕まえる為に、急に割り込みするうえに急停車する。マジで心臓に悪い。

 

ただでさえ交通量の多い市内、それも上記のような渋滞やカオスな交通状況の中で、さらにこのへったくれもない運転をされるなんて、感度がマヒして慣れるまでは、運転がおっくうになる。

 

ちなみに、ハザードランプは、通行人がいるときに停車している場合などに、後方車両への注意喚起のために使われる事が多い。信号はないけど横断歩道はある場所、そもそも横断歩道もないけど通行人がいる時、など。ハザードランプが点滅していたら、道譲って優しい事してるんだなーと思うようにしている。

 

 

・ 路駐が多すぎる 

これはプラスα程度だけど、無駄に多い車線は、路上駐車の温床になって、地味に渋滞の原因になっている気もする。

 

車社会になっても駐車場のない家が多いのか、マンションの駐車場料金が高すぎるのか、まぁ、とりあえず路上駐車が多い多い。オフィスビルなんて、駐車場を十分に手配していないのに設けたりしているものだから、そりゃ路駐が加速する。

 

係員や整備員で誘導している場所もあるけど、取り締まりはしていないので、大通りを外れた一般道は、ほぼ、基本は駐車し放題。

 

空いてる時は気にならないけど、たまに、両方通行なのに一車両しか通れないような路駐状態で通行不便になってるのもあるので、これも地味にイライラします。 (※ 日本みたいに一時駐車によるものではなく、ガチの路駐で運転手不在だからタチが悪い)

 

 

 

 

 

そんなこんなの、いろいろポンコツなパナマの交通事情。平日は混雑時間を避けられるように生活するか、諦めて特攻するか。時間通りに到着するように移動するのはなかなか難しい。唯一、週末、日曜日の午前中、みんなが教会に行ってる時間帯が一番空いてて便利です。日曜休業でない限り、我が家はもっぱらこの時間に一番活動しています。

 

 

改善しようにも、市内の道路設計を全体的に見直さないとダメなので、当分はこのままのへっぽこな状態なんだろうね。

 

 



はーすっきりした。


さて、今日も1日がんばろう!



 

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ブログ紹介

雑草系駐在妻のパナマ生活、海外移住も人生もなんとかなる

http://ameblo.jp/okaducky

2017年からパナマ生活開始、現地の生活情報を主にブログ更新中

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