日本に帰任して1年8ヶ月が経過したいまでは、自分がロンドンに住んでいたこと自体がもう夢のような感覚になっちゃいました。
本当にあそこに住んでいたのか、、、、
でも数々の写真を見ると、その事実に間違いなないようです(笑
さて、今日は懐かしい自炊事情について。
なんども書いていますが、私は本当に和食派でして、現地の食事が2回、3回と続くともう胃が、、、なんです。
なので本当によく自炊をしました。
と言っても、実は日本ほど簡単ではない。。。
Jakeはロンドン赴任が決まって最初にしたことは、炊飯器探し(笑
でもこれ本当に大変なんです。240Vの炊飯器ってまじないです。アマゾンで探しても、、、、220−230はあります。欧州大陸とか、中国用ってことで。もうめちゃくちゃ必死で探して獲得しました。
現地でお米はどうかというと、全く問題ありません。特にスペインのカタルーニャ産のお米はびっくりするほど美味しい。最初てっきり日本からの輸入米だと思って食べてたくらいです。だって名前が「みのり」っていうんですから。しかも減農薬米。
調味料関係も高いことを除けば大体揃います。ただ、本当にナチュラルな、本格的なものはありません。いわゆる日本のスーパーで売っているような量産タイプのものだけ。なので本格派の方は、日本に帰る時にしこたま買って、スーツケースでハンドキャリーするしかないです。私は良くやりました。
あと、納豆、練り物系をロンドンで買うと、全て冷凍です(笑
なので、いまでも納豆が安いときは多く買って、冷凍室に入れてます。全然問題なし。
ただ、これら食材を買うというのがちょっと大変で、駅前に必ず日本食材店があるなんてことはないわけですから、週末に電車に乗って買いに行くということになるわけです。
特に魚なんかはわざわざ電車を3回も乗り換えて、買いに行ってました。現地のスーパーだとサーモン、スズキ、コッドとかしかないですからね。あと、高級スーパーには鯖が売っています。でも鮮度をよく見ないと結構怪しい事が多い。
逆に野菜や肉は本当にクオリティーが高いし、安いです。お肉は隣町のブッチャーによく買いに行ったけど、もう本当に美味しい。ビーフの赤身ってどうかと思うでしょ。ところがスコットランドやアイルランドの高原で完全オーガニックで育てられた牛の赤身なんてもうびっくりするくらい美味しいのです。あれを食べると、日本のいわゆる霜降りの和牛なんてしつこくって食べれない。帰国してから仕事がらみのディナーで松坂牛のすき焼きをいただく事があったんですが、もう1枚でギブアップでした。しつこすぎて、、、、無理。
それから肉だとラムが本当に美味しいです。新鮮で美味しいラムがすごく安い。あれは最高です。全然臭くなんてないですから。
野菜は現地イギリス産をはじめ、フランス、オランダ、、、、、あらゆるところから入ってくるのでこれまた種類は多いし、安いし、美味しい。
てな事で、今日は当時の作品(?)を2つ。
一つは隣町のWiatroseというスーパーで買った鯖の煮付け。みりんの代わりにメイプルシロップ、生姜はイギリス産。そしてもう一つは、ラムとポテトのソテー。本当にラム美味しんですよ。
懐かしの写真です。
おわり。
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