こんにちは。
シリコンバレー不動産大葉です。
賃貸契約を結ぶ際に必ず契約書に目を通して内容を理解していただかないと大変な目にあう場合があります。
【大変長い賃貸契約書】
まず、アメリカの賃貸契約書はとても長いのが基本です。
さすが、裁判の国アメリカです。
細かい情報や項目がずら~と並びます。
日本での賃貸契約書の何十倍にもなり、すべてを読むのに一苦労します。
入居の前にアパートの賃貸契約書を弊社スタッフがお客様へご説明する際に小一時間かかるのが通常です。
ですが、すべて理解した上で契約にサインする必要があります。
【ちょっとまった!その契約書】
企業が管理するアパートなどはカリフォルニアの法律に沿った契約書で大抵安心です。
しかし、タウンハウス、一軒家、コンドミニアムなど個人オーナーが管理する物件の中にはひどい契約内容があります。
移民が多いシリコンバレーでは、あまり読まずにサインをする方も多く、いまだに内容的に違法な賃貸契約書を大家から渡される場合があります。
先月お客様の大変気に入られた物件で
契約一部内容に
「不道徳な行動をとった場合、大家はテナントを退去させる効力がある。何が不道徳の行為にあたるかは、大家が決めることができる」
いつの時代の契約書なのかという内容がありました。
また、よく読むと
一方的に「オーナーはテナントに途中解約を申し出ることができる」
「テナントは途中解約の通知を受けた場合、3日以内に家を退去しなくてはならない」
などという項目もありました。
長い英語の契約書の中にこのような項目があると、見逃してしまう可能性もあります。
【結論】
まずは、賃貸契約書をきちんと読んで、理解することが大切です。
これを怠ると、あとで大変になる場合があります。
あれ、おかしいな!?と思う内容の場合、交渉をして内容を変更するか、または、いくら好みの物件であったとしても、その物件を諦めるということも考慮しましょう。
物件は他にもあります。物件と同じく、オーナー(管理会社)をフィルターにかけることも今後生活をしていく上で大変重要なポイントです。
オーナーがいい人だと、何かが壊れてもすぐに直してくださったりして、今後の駐在生活に大いに関わってきます。
オーナーや管理会社も物件選びの判断材料にすることはとても重要です。
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