さて、今日はイギリスでのTVについて。
ちなみに、米語では、TV set といいますが、英国ではあまりいわないとおもいます。TV かTelly です。後者はテリーと発音しますが、これがテレビの意味です。違うでしょ。
さて、番組の特徴なのですが、まず日本とくらべたら、芸人が出てきて騒ぐようなシーンはほとんどないです。もっとローキー。
あと、やたらサブタイトルがでてきてしゃべりを強調するようなパターンはほぼない。一方で全体として番組の企画力は低く、いくつかの番組のパターンが決まっている。
ニュース、ドラマ、クイズショー、クッキングショー、スポーツ、歌手オーディション、ダンスショー、オークションてな感じ。
全体として日本のTVよりももっと落ち着いているというか地味というか、、そういう感じです。
一番びっくりしたのは、メインのBBC1で毎日夕刻にオークションの番組をやるんですね。チームにわかれてアンティークショップで買い物して、値切って買って、それをオークションハウスに持ち込んで、どちらのチームが高く売れたかというのが展開。
これが毎日夕刻に放映されるのだけど、オークションとかアンティークというものがそんなに人気があるという事実が驚きでした。
あと、ニュースに関していうと、そのカバー範囲は欧州だけではないんですね。欧州、中東、アフリカ、インド、ロシアまでがだいたいニュースでのトピックの範囲でしょうか。
欧州ではビジネスでEMEAということをいうのですが、それはヨーロッパ、ミドルイースト(中東)、アフリカの略でして、それらがなんとなく欧州からみた地政学的な縄張り的な意識なんだと思います。
理由は昔アフリカに多くの植民地を有していたことが原因でしょう。なので、イギリスが認めるいわゆるcommon wealth にはその地域の国が多くはいってます。ま、昔の植民地ですね。
ということなので、アメリカにいてTVをみているのと感覚が全然ちがうんですね。ふつうにインドとかアフリカや中東のニュースが流れてますので。
日本で見れるBBCのニュースサイトはグローバル版なのでちょっと趣が違いますが、現地にいかれたらそういう目でしばしテレビを見てみるのもありかもしれません。
ということで徒然なるままにテレビ、いやTelly の話でした。
おわり。
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