いきなりですが、、
I'm sorry for ....
と聞けば、瞬間的にどういう感覚になるでしょうか。
私はどうしてもお詫び、謝る、つまり「すみません、ごめんなさい」と直感的に訳してしまうんです。
がしかし、一般日常生活の中では、う一つの意味、「残念な、遺憾な、かわいそうな」を頻繁に使います。
イギリス人はアメリカ人と違って、ちょっとしたことでもお詫びの意味のsorry を言います。アメリカではexcuse me でしょうか。
その点、日本人と非常に感覚は似ています。
一方、だれかが事故を起こした、不幸があった、怪我をした等、とっさにI'm sorry for.....となりますよね。これはもう初級も初級。
(ちなみに for は理由の前置詞とも言われます。)
がしかし、この初級なのにもかかわらず、日本の教育の中で叩き込まれた、あるいは共通認識となっている「ごめんなさい」がどうしても根底にあって、即座に誰かが怪我などをしたという話をきいてもわたしの場合はI'm sorryがでないんですね。
むしろ、poor you はすぐ出るのだけど、、、
やっぱりこびりついた概念というのは恐ろしいもんです。わかっているのに無意識の中で「ごめんなさい」が強調されすぎていてて「かわいそうに、それは残念です」がでずらい。
ということで超初級編だったのですが、ちなみにsorry には叙述用法だけではなく、形容詞限定用法もちゃんとあります。
たとえば、
a sorry performance 下手な演技
a sorry sight 悲惨な光景
a sorry state みじめな状態
基本の「き」
あなどれず。
おわり。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。