だいぶオハイオも暖かくなって来ました。
最近は雨が多いですが。。。。
娘ちゃん、頑張ってバイオリン続けてます。
本来ならば、毎日練習ですが
今の所、週5練習。
色々な行事や、プレイデートなどがプリスクールの上に入って来ると、、、練習が飛んでしまったり。
ピアノは、本当に余裕がある時にパラパラしています。
幼児は、覚えるのも早いけど忘れるのも早い。
きっかけを掴めば、思い出すのも早いですが。。。
以前のブログにも書きましたば、
今まで、最年少でも5歳児(後半)からしか指導した事がなく4歳は未知の世界です。
娘のバイオリンを始めてから、もうすぐ1年。
鈴木1巻を始めたのは、去年7月から。
娘を教えながら、バイオリンの幼児教育について沢山学ぶ事があると気づきました。
まず、4歳と5歳の理解力はかなり違うという事。
5歳6歳も違いますが。。子供の1年はかなり違うと言うこと。
バイオリンを初心者に教える時、だいたい6歳以上の子達は
半年すれば、どのぐらいの才能があるのかだいたい予想がつきます。
4歳児はとにかく進歩が遅い。
6歳児がすぐにできる教本と同じ物を与える事はできない(鈴木はできます)。
私が言うのもなんですが、娘は結構器用な方だと思うのです。
理解力も遅くない。
ただ、、、どうしてもできない事(難しい事)が4歳にはあるのだと気付かされました。
(*^・ェ・)ノ
私が娘を教えて来て発見した事。
1、鈴木教本1巻の始めの方は、移弦が2弦の間で行われるので幼児もそんなに混乱せず、スムーズに弾ける。
2、7番目のロングロングアゴーは、3段目でD弦が始めて出て来て、3弦弾くことになりますが
これもそんなに難しいものではない。
3、9番の無窮動は音は多いのですが、E&Dの2弦のみで混乱せず。(全部八分音符で子供には面白くありませんが)
4、10、11番に入る前に、イ長調の音階練習からニ長調の音階を練習に変え
この曲も大丈夫でした。
そっそれが、、、、( -д-)ノ
5、12番の『習作』になると、、、突然4歳児は混乱する。
理由1:移弦が多く、1音弾いたら次の弦など、、、とにかく慌ただしい
2:指の関係が以前の曲と変わり、理解が難しい。
3:音が多い
4:リズムが全て八分音符でつまらない
この曲をさせるに当たって、ト長調の音階を教えるのですが
2オクターブのト長調スケールを4歳児に一気に弾かせるのは初めは難しい。
(G弦から始まるト長調音階は、2番は高く=2と3の指をくっつける)
(D弦から始まるト長調音階は、2番は低く=1と2の指をくっつける)
この各1オクターブ音階を弾けるようになったので、2オクターブで続けて弾かせようと思いましたが、
4歳児は混乱してできません。。。。
低い音階と高い音階の指パターンが違うのです。
ピアノ弾いて、「耳で音を聞きなさいね」
と言っても、自分のしている事に夢中で音を聞けない。
(しかし、4歳児でも曲や自分のしている事に慣れて来ると、間違った音を言わなくても直したりする事も多くなります。)
そのため、混乱を減らすため
ト長調音階は無理をせず、長期間1オクターブづつ分けて練習させる。
これが一番大事な事だと思いました。
余裕が出て音も聞けるようになったら、2オクターブですね。
話を『習作』に戻しますが、
今までの曲なら、3日目になれば娘もだいぶ曲を理解し、私のヘルプなしで弾けるようになって来るのですが、この曲は1週間経っても、、、始めの2段は弾けるようになりましたが、中盤がなかなか良くならない。。。
私 忍耐力限界。。。。
娘 ストレス抱え。。。。
(TДT)
↑ サスマンズハウスNo.2の曲をト長調で数曲与えていたので、
これが練習曲になっているから、鈴木12番の『習作』を4歳に無理維持してこれ以上教える理由もないと判断して、次の13番のメヌエットに移動させました。
もう少し大きい子だったら、頑張らせたかもしれません。
サスマンズハウスは、No.1もいくつかも弾かせました。音符が大きくて、カラーだし幼児も入りやすい。
それとイ長調時は、
日本の幼児のためのバイオリン教法数冊から厳選して日本の童謡などを弾かせたりしていました。
『カエルの合唱』
『時計の歌』
『かっこう』
『どんぐりコロコロ』
『メリーさんの羊』
『チューリップ』
『ほたる』
『トンボのめがね』
『でんでんむし』
などなど、全てイ長調で弾かせました。
楽しそうに弾いていました。
そこで気づいたのです。
4歳児には13番のメヌエットの方が、12番の『習作』より簡単なのでは?と。
私の予想は的中でした。
まずは、メヌエットの方が習作よりも弾いていて、楽しい
リズムもバラエティーがあり、リズム感がある子であればリズムは難しくない。
すでにスラーは勉強済みなので、この曲のスラーは弾ける。
但し、私が何度もお手本で弾いて、音楽を覚えてもらう。
毎度レッスンで私がお手本で弾きます。
鈴木博士も言っていますが、『幼児教育は耳から』
これは私も肌身で実感しています。
幼児に理論を教えるのは不可能です。。。。
音を読みなさい!!!と言うのも、、4歳児には難しい事です。
4歳児ができる事。
音やリズムを感じることはできます。
弦の名前などは覚えられます。
ここは「スラーだよ」と言うことや
ダウン&アップのBowingも理解できます。
数字を覚えさせれば、指番号を読むこと&理解することができます。
指を1と2くっつけなさいね。などの事は理解できます。
楽曲をある程度弾きなれてくれば、間違った音程を直すこともできます。
音読みなどは、5歳に入ってから少しづつ行っていく予定です。
自分にとっては、とても簡単な事なので初めはなぜ??弾けないのか色々理解に苦しみますが、
娘を分析して辿り着いた事が、今後の私のバイオリン教授に大きな影響を与えるのは間違いないです。
先生も常に勉強ですね。
娘ちゃん、ありがとう
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