ていう題でぴんとくるひとは完全にLondoner!
ふつうはわけがわからんですよね。
そもそも花火が夏の風物詩と決まっているのは日本だけであって、別に日本以外では常識ではないのです。
例えば、ロンドンでは冬の風物詩。
なぜかって?
11月にガイ・フォークスデイという記念日がある。
昔、パーリアメント、つまり国会の下にまでトンネルを掘って、しかも爆破しようとした犯罪者がいた。
そのひとの名前が上にある名前。
間違ってたらごめん(汗)
そんで持って、その企みが失敗して捕まった。
で、死刑になった。
で、イギリスの人たちは「この野郎!」
てことで、人型のものを作って火をつけて燃やしたらしい。
それがどうもこのおっさんの犯罪を民衆が罰したということになり、かつ花火に発展したという説を聞きました。
他にももしも爆破されていた時の火のイメージとかいう人もいましたが、ちょっと人づての話ばっかりなので、正しくはググってくださいませ!(なんのためのブログじゃ)
ま、とにかく背景はググっていただくとして、間違いのないことは、11月の声を聞くと、イギリスではいよいよ花火の季節到来。
そりゃ、そのガイなんとかデイもそうなんだけど、それに続いてクリスマスくらいまでは本当にいろんなところで花火がある。
なんせ、この時期はもうすっごく寒くって朝も夜も5度とか3度とかそういう感じ。
そんでもって、家に帰って風呂入ってテレビでも見ようかと思ったら、外でなんか音がする。。。。
ボン、ボン、バン。、、、、
そ、花火の音。
これが結構「え、また今日も?」
くらいの頻度であるわけです。
しかし、すごいでしょ。
外気温が4度とか5度とかなのに花火見に行くわけ。
Jakeは絶対に行かない。家でほっこり。
その寒い夜空に散る花火こそがイギリス人にとっての風物詩、そう冬のイベントなのです。
だから、花火を夏のイベントであるということが常識と思ってるのは世界の非常識であります。
むしろ、新年になった瞬間に花火を上げるところが世界では多くあり、冬の風物詩と言って違和感がない地域も結構あるわけ。
だってよく考えて見て、6月下旬のthe longest day、つまり、夏至には、、、、ロンドンは夜の10時くらいまで明るい。
そうすると、何時から花火するのってことになるでしょ。
少なくとも子供が寝る時間には花火はできない。
なので、必然的に夏以外の季節で花火をやるようになる。
そしてたまたまガイ・フォークスというおっさんがやらかした時期が11月だったという話です。
Jakeはなんとなく、寒くなったら花火の季節というのも理解できるし、真夏が花火の季節というのもわかる。
こういうのが前にも書いた、「国際感覚」かもしれないですよね。
てなことで、一度、冬の花火を楽しみに、ロンドンに行ってはいかが?
おわり。
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