みなさんこんにちは。
今週末、サマータイムが終わります。
その昔。私も初めて経験した時には、「時間が変わる」という感覚が不思議でした。
さて、最近はiPhoneやスマホでサマータイムを設定しておけば、自動的に時間が変わりますね。
けれども、アナログの壁時計や、電子レンジのデジタル時計などは、自分で時間を設定し直す必要があります。
サマータイムが始まる「春」と、
サマータイムが終わる「秋」の年二回、時計の針を動かすのですが、
一体、どっちがどっちに動かすの?とややこしいので、みなさん、
Spring Forward, Fall Back
と覚えています。
直訳では
「春は前、秋は後ろ」
サマータイムが始まる春には、時計の針を1時間前へ進める。
サマータイムが終わる秋には、時計の針を1時間後ろへ戻す。
ということです。
が!!!
それだけではなく、
Spring forwardのspringって「春」だけど、もしも動詞だったら命令形にも見えますよね?
ではspring、辞書で調べてみましょうか。動詞、ありましたか??
ありましたねーーーー。
springには「跳ねる、飛ぶ」といった動詞の意味もあるんです。
というわけでSpring forwardは「前へジャンプ!」という意味にも取れるんですよ。
じゃあFall backは・・・?
そう、同じくfallは「秋」ですが、動詞では「倒れる」という意味。
なのでFall backは「後ろへ倒れろ!」という意味にも聞こえます。
というわけで、
前へジャンプ!後ろへドッシン!
みたいなイメージを思い浮かべながら、語呂合わせ的に、サマータイムの始まりと終わりの時計の動かし方を覚えているんですね。
いいくに作ろう鎌倉幕府、みたいな(え、ちょっと違う?)。
英語教師っぽいことを言うと、
きちんと文法的に考えられると、こういった隠れて意味合いとかもわかって
会話をしていてもより楽しいことがありますよ。
またこういうふうに、覚えておかないといけないことを覚えやすくしてくれるフレーズなどを、
mnemnic /nimɑ́nik/
(はい!Vector的には新しい単語はきちんと「発音」できるようにしていきます!というわけで、発音記号もつけましたよ)
と言います。
中には、頭文字を並べて覚えやすくするものもあり、
こちらの学校では、例えば「虹の色(カラースペクトラム)」とか「惑星の並び」 など、子どもたちはいろいろな覚え方をしているようです。
「虹の色」でよく聞く覚え方が、「ROY G BIV」。もしくは、「Richard Of York Gave Battle In Vain.」。
順番通りにいくと、Red, Orange, Yellow, Green, Blue, Indigo, Violetとなるわけです。
暗記はどの言語でもどの文化でも、
みんな「頑張って」やってるものなのですね
さて、最後にもう一度サマータイムに戻ります!
春にサマータイムが始まる時には、まだ7時だと思っていたのに「もう8時だった!!」となるわけで、
忘れていたら学校に遅刻しちゃうのです。
また、「あと1時間あると思ったのに、なくなっちゃった…」という感覚から、
なんだか1時間取られた感じになるんですね。
一方サマータイムが終わる秋には、もう7時だから家を出ないと!と思ってたら「まだ6時やん~」となり、1時間得した気分になるのです。
今回は後者の方なので、
朝、少しゆっくりできますね。
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