<もくじ>
・ 前置きのひとり言
・ クスコ市内半日観光
・ クスコ〜マチュピチュ、グルメの旅
前日のマチュピチュ観光でインカ文明に魅了され、じゃぁもう少し遺跡とかなんとか見てみたいなぁと、帰国前日に決めた私。朝食後に近くの旅行代理店に突入してきました
名物の大きめの遺跡は1日観光となるため、参加はできず、半日でいける市内観光なら〜ということで、クスコ市内半日観光ツアーに参加決定!
Cuzco Half-Day City Tour
観光箇所:
・ クスコ大聖堂 (Cusco Cathedral)
・ 太陽神殿 (Qurikancha)
・ サクサイワマン (Sacsayhuaman)
・ ケンコー (Qenqo)
・ タンボマチャイ (Tambomachay)
スケジュール:
13:20 観光ガイドオフィス集合
18:30 アルマス広場解散
備考:
・ ツアーガイド & 移動費用込みで 35ソレス
・ 遺跡/観光地の入場料は別
遺跡/観光地の入場料は、その場で支払ってもOKですが、このような周遊チケットがあるので、これを買うと便利&お得です。
Boleto Partial チケット:3種類
引用元: http://www.cosituc.gob.pe/tarifario.html
Circuito I (70ソレス、有効期間1日)
サクサイワマン (Sacsayhuaman)ケンコー (Qenqo)プカ・プカラ (Puca Pucara)タンボマチャイ (Tambomachay)Circuito II (70ソレス、有効期間2日間)
コリカンチャ博物館 (Museo de Sitio del Qoricancha)市立現代美術館 (Museo Municipal de Arte Contemporáneo)地方歴史博物館 (Museo Histórico Regional)インカ皇帝パチャクテクの像 (Monumento a Pachaquteq)大衆芸術博物館 (Museo de Arte Popular)ティポン (Tipon)ピキリャクタ (Piquillacta)クスコ民俗アートセンター (Centro Qosqo de Arte Nativo) ※ Web掲載なしのため不明Circuito III (70ソレス、有効期間2日間)
ピサック遺跡 (Pisac)オリャンタイタンボ (Ollantaytambo)モライ (Moray)チンチェーロ (Chinchero)
Boleto Generalにすると上記全てが10日間有効になり、130ソレス。Boleto Generalの場合、10歳〜17歳、または18歳〜25歳はISIC等の証明カードがあれば70ソレス。
旅行代理店で、了解ラッキー!と思ったものの、この周遊チケット、購入に意外に苦戦しました
市内観光マップにはきちんと COSITUC - Boleto Turisticoだの、Tourist Ticket だの書いてあるのに、その場所に行っても全然見当たらない。
道端のお店のおじさんに、どこー?!Donde estaー?! って聞いたら、
※ 正確にはこっちね
Donde esta COSITUC? Es cerca aqui...
ドンデエスタ COSITUC? エス セルカ アキ...
COSITUCはどこですか?ここに近いはず...
なんと、全然違う建物の中にありました。知らんがなー
< COSITUC (Boleto Ticket/周遊券 購入場所) >
この建物の、
入って左側にありました
無事にチケットを購入して一安心、無事に(まぁなくてもその場で支払うだけなので行けるんですが)ツアーに参加してきました。
さて、最初に感想を言っちゃいます。
参加してよかった思うけど、マチュピチュ遺跡が偉大すぎて小さく簡易的に見えてしまいました
いや、それぞれの観光スポットも素晴らしい背景があると思います。でも、マチュピチュ遺跡が凄すぎたんだもん。
マチュピチュ遺跡は、サイズはもちろん、全体のスケールや、内部構成、文化や機能の多さ、見所が良すぎた & 多すぎたんです。
なので、+α としては良かったけれども、感動は全てマチュピチュ遺跡に持って行かれていました苦笑
ともあれ、それぞれの感想を少しずつ。
クスコ大聖堂 (Cusco Cathedral)
(写真撮影禁止箇所)
スペインがインカを侵略した後、街中の神殿を全て壊して、全て教会したうちのひとつ。建設には100年かかっているので、80年でできたマチュピチュよりも盛大に頑張って建設された建物。
中にある宗教画は、インカの人がキリスト教に改宗しやすいように、現地の要素を混ぜ込んでいるのが興味深かったです。
・ キリスト像が黒
インカ文化では神聖な色は黒で、黒いアルパカなどを生贄にしていたことから。キリスト像が黒い。
・ 人物画の多くが黒髪
現地の人に馴染みやすいように、スペインなどのヨーロピアンな顔立ちではなく、黒髪になっている。
・ お日様に顔がある
インカ文明では太陽は神様で崇めるものであったので、顔があり、これが絵画にも反映されている。
・ 最後の晩餐はモルモット(Guinea Pig)の丸焼き
(引用:Tripadvisor)
これら現地要素の高いものは、現地の画家に描かせたのも原因のひとつで、スペインから持ち込んできた数枚の絵画以外で現地の画家が描いたものは、ヨーロッパの雰囲気がわからないので描けない & インカの文化や現地の雰囲気が入っているそうです。
太陽神殿 (Qurikancha)
太陽のみを祀っている神殿、というより、中庭を中心に、小部屋があり、それぞれの部屋で虹やら何やらを祀っていたり、インカの壁の仕組みを展示していて、プチ博物館な印象でした。
インカの世界観。太陽に顔がついてるでしょ?
外から見ると平らで直線だけの塀も、中では凸凹に組み合わせてあって、これによって塀を強化していたそうです。
窓なども、強度を高めるために、若干の台形で作っていたそうです。これマチュピチュ遺跡も同じ。
サクサイワマン (Sacsayhuaman)
巨大な要塞の跡地。長さ400m近くある長ぁ〜〜〜い塀は、三段構成、一番下の層はジグザグ型になっていて、6mもある巨大な1つの石から構成されているのもある。
人の小ささから、大きさをご想像ください
登るとジグザグ具合が綺麗にわかる
上まで登ると、後ろにクスコ市街地が綺麗に見えるので、記念撮影にいいかも〜
ケンコー (Qenqo)
何を祀っていたのかは未だに不明だけど、自然に関係するものらしい大きな石灰岩をいろいろ加工して作られた神殿。
小さな迷路のような感じで、写真の暗闇の奥には生贄を捧げて祈る台がありました。
タンボマチャイ (Tambomachay)
旅の休憩所。水路が作られていて、浴場もあり、周辺にはコテージのような宿泊所があちこちにあったそうです。
立ち入り禁止の棒が可愛いかった(遺跡とか関係ない)
スペイン侵略後の2文化の融合は興味深かったですが、インカ文明まわりは推測事項が多くてグッとくるものがなく、とりあえず連れて行かれるがままにフラフラ案内されている感じでした。ミステリーを楽しめない性格な私、残念賞
最後にはアルパカの毛で作ったセーターが売りのお土産やさんまで案内され、きちんと商業的なツアーだと実感しての帰宅でした
さて、明日は最後であり、マチュピチュ遺跡の次に最大に楽しかったグルメ旅です♡
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