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英語の試験ってたって、もうなんでこんな違うの?

Jakeです。

今までずーーーーと英語の試験を定期的に受けていますが、個人的に一番大きな出来事だったのは、英検でした。

45歳から勉強をスタートして、それも超底辺から。TOIEC500未満から。

そして50歳の時、私がずっと通っていた素晴らしい新宿の英語学校、そうみなさんご存知のNCC総合英語学院(知らん?)の千葉先生から「勉強を続ける上で、それを評価することはとても大切です。そろそろ入学から6年が経過するのだから、英検1級を取りましょう」

と言われ、どんなレベルなのかも知らずにまずは準一級の勉強を始める。

これはこれで大変だったけど、ま、そこそこの半年くらいの真面目な勉強でパス。

そして同年半年後に1級を申し込んだ。調べもせずに。

で、過去問を一応見てみようと思って前年の試験のパート1の単語穴埋め4択の25問をやって見たら、なんと正解は3問。

ガーーーーーーーーーーン。

もう全くいまだかって見たことのない単語のオンパレード。

正直、準一級とのレベルの差に背筋が凍ったのをはっきり覚えています。でも先生と約束したし、、、。

で、先生に相談したら1級は語彙力と洗練された文章力の2つがキーだと言われ、まずは旺文社のパス単を購入。

基本単語が1400で熟語が300、関連を入れると多分、2500くらいだと思います。

これがきつい。本当にきつい。見たこともないものが大半で、それをもう無理やり覚えるんだけど、なんせ本当に見たこともない単語なんだから頭に入らない。

で、覚えるのがきつすぎて、脳が拒否します。どうなるかというと眠くなる。

イメージとしたら、お腹いっぱいなのに、それでも食べ続けるというのと同じくらいの苦痛です。これは。

で、3ヶ月でなんとか一冊を覚えきった。これほどしんどい勉強は多分、人生でなかったと思います。

あれから3年経ちますが、あの苦労を水に流すことはできないもんで、いまだにパス単は復習を続けています。

で、ちょっと変態的なんだけど、この単語集を復習している時が、一番心が安らぐというか、雑念なく静かな時間に浸ることができます。

で、それと同時に作文と二次試験のスピーキングの準備をしなきゃいけないんだけど、このアカデミックレベルがものすごく高い。

作文は250字なんだけど、最初にテーマに対する自分の見解の結論、そして3つのパラグラフで論証を立てる、そしてもう一度結論を押さえるというたてつけです。

スピーキングも基本は同じ。

パッとカードを裏返して、そこに記載されている5つのテーマから一つを選んで、30秒で文章を構築して、2分でスピーチをする、そして試験官とのディスカッションになります。

で、そのテーマが「女性の社会進出の障害」とか「貧困を世界からなくすことは可能か」とか「代替エネルギーについて」とか、「日本の文化遺産について」とか、そういう日本語でも難しいものをやんなきゃいけない。

ということで、私の場合、テーマを30くらい設定。例えば教育、環境問題、老齢化社会、犯罪、死刑論、女性と労働環境、、、、てな感じで。それでそのテーマに関する自分の見解と論証を自分なりに作って覚えるという作業を行いました。

それでなんとか無事合格!!

1次試験の合格発表のとき、そして最終の合格発表のとき、その結果を見たときは、正直人生で一番嬉しかったかもしれません。だってあれほどの努力を払ったことはなかったから。

考えて見てください、TOIEC425点だったんですよ。本当に。

そんでもって、3年の月日が流れて今回は通訳案内士試験でしょ。

で、1次が終わって合格発表はされていないんだけど、12月の二次に備えて勉強を開始しました。

だって、1次の発表が11月だからそれを待って、勉強スタートしたら遅すぎるんですね。

で、今週、2次ってどんな試験なんだろう、、、、と過去問をのぞいてみると、、、

英検と全く違う、、、、、、(当たり前、、、)

テーマがそれこそ、「祇園祭とは」「武士道とは」「朝廷とは」「暑中見舞いとは」「枯山水とは」「文楽とは」なんていうのがぞろぞろあって、それを逐次通訳したり、あるいはテーマを選んで英検と同じように2分のガイドスピーチをしなきゃいけないそうです。日本語でも難しいでしょ。

そらもう英検の口頭英作文とは内容が全くちがう(汗。。)

というこで、また今度は200ー300くらいに増えますが、テーマを選んで作文やって覚えるしかないか。。。。

膨大な作業。

でも、逃げられない。。。

頑張ります。12月まで。

おわり。

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