娘のヴァイオリン、忍耐強く頑張っています。
(*^・ェ・)ノ
ヴァイオリン講師経験は15年以上ですが、今まで教えて来た子はどんなに幼くても、5歳からでした。
ですので、、3歳、4歳は未知の世界です。。。。
私も手探りで娘を教えてますが、本格的に4月辺り(3歳9ヶ月)からレッスンを初め気づいた事があります。
(それまでは、遊び半分で楽器を触らせるだけでした)
3、4歳児のヴァイオリン入門には、教本なんかいらない!!と言う事。
(以前のブログで紹介しましたが、もう最近は使用していません)
なにせ、3、4歳の子がテキストを見て理解するって難しい。。。
まずは耳なんです。。。耳。。。わかっていたとは言え、、、初めはベーレンレイター版の数ページを譜面通り、またはアレンジして教えていたのですが、楽しいのは初めだけ。。。
まだ譜面も良く理解出来ない幼児には難しいと気づきました。
鈴木メソードを作り上げた、『鈴木博士の=幼児は耳から』
もちろん、5、6歳の子も耳からと教えてきましたが、、、(教本は使用してきました)
もっと幼い、3、4歳は
『視覚からの理解力よりも聴覚から(もちろん聴覚も脳信号ですが、場所が違いますよね?)の反射リアクション』に力を入れなくてはいけない!と娘を通じて勉強しました。
弦の名前は、GDAEとは教えない。
(私のポリシーですが、5歳~小学校低学年まで固定ドで教えています)
ソレラミのソルフェージュ(イタリア語)で。(ドイツ語又は英語で教えると幼児は混乱しますので、耳の訓練のために私はあえて、固定ドで教えます。絶対音感がつくのは5、6歳まで。
もうすでに娘に
鈴木メソード1巻の『キラキラ星』を教えています。
ある日突然、「う~む。。。なんだか面白くなさそうだな。曲を弾かせてみよう」と思い立ちました。
始めてから1週間ほどで、一応最後まで弾けるようになりましたが、私のサポートと助言付きです。
まだ1人では弾けません。
譜面台は置いておくけど、もちろん、教本なし。
1、まずは、私が弾いてあげて手本を示す。
2、リズムは、鈴木教本に出て来る初めの16部音符と8分音符のコンビネーション。
リズムは、アメリカでは
『ペパロ二ピッザ♫』と教えると良いと勉強したのですが、これだけだと子供は飽きる。
『ママだいすっき♥️』『パパだいすっき♥️』など言葉を変える。
まず、開放弦のA&Eでこれだけ弾けるように(曲始める前に、これだけ1~2週間しました)。
そして、A&Eへの移弦練習。
3、E弦で1番を押さえる練習(E1⇄E開放弦の往復練習)
A弦で、1~3番の指を押さえる練習
これらを2週間ぐらい練習して、キラキラ星に入りました。
私自分一人で、左指と右の弓両方を手伝うのはかなり難しかったのですが、、、(なかなか初めは指を正しい位置に置けない、弦も間違える。。。AとE 弦間違えます)
ですが、今は娘はだいぶ自分で弦を押さえられるようになりました。
なかなか、、1番を1の線に、、、と言っても簡単に押さえられず、、、間違った弦や間違った線の上に指を置いていたので、
レッスンを毎回始めるたびに、水性ペンで爪に番号を書くようにしました。
『数字』と『ひらがな』は読めるようになってるのでこれぐらいなら理解できるみたいです。
すると娘がいつも、「ママぁ~~~番号爪に書いてぇ~~~!」と言うようになりました。
上手に書けたね?下手だね?数字潰れてる~~!とまで私に言うように。。。
爪が小さいから、結構大変なんだけどね。。。これも娘とのコミュニケーション
それにしても、3、4歳には、、、移弦(異なる弦に弓を移動する事)が難しい。
移弦については、他で練習してるのですがなかなか、、、時間がかかりそうです
少しずつ、私のサポートの力を少なくしました。
次のステップは、弓も私が動かすのをほとんどなしにして、支えている程度。
動かさないと、「ほら、自分で弓動かしなさいね」と言うと動かすようになりました。
一度、ヴァイオリンを初めてからすぐに娘に喝を入れてしまってから、、大反省した私です。
(´;ω;`)
最近は、楽しくレッスンを心がけています。
集中力は本当に短いので、
キラキラ星を1回弾いたら、何か一通りしたら、
体を動かしたり
家中を走ったり、一緒に走ったり
弓を使って楽しい動きをさせたり
こうリフレッシュすると、本当に娘は嬉しそうです
そんな事して、『さ~!また弾くよぉ~~~』と言うと
娘もはりきって再びヴァイオリンを弾いてくれます。
新しい音がでると、本当に嬉しそうな顔してるんですよ!!!
こんな顔を見ると、親バカですが母嬉し涙でそうです。
(TДT)
実は、この教育法(リフレッシュ法)は最近読んだ本からヒントを得ました↓
感性と知能を育てる 音楽教育革命
この本は、これから自分の子供に音楽教育を考えている又は、少しでも音楽教育に興味がある、幼児音楽教育に携わっている講師の方々達にぜひ手に取って読んで頂きたいと思いました。
ほとんどの内容に納得行く事が多かったです。
音楽教育を考えているご両親の方々にもぜひ読んで頂きたいなぁと思います。
1、なぜ?クラッシック音楽を勉強する事が良い事なのか?
2、レッスンを受講する前の理解+心構え
3、先生に対する要望は?どのような先生を選べば良いのか?
4、どうやって練習させるのか?
5、音楽講師はどうあるべきか?
6、子供は褒めて伸ばすべし
などなど。。。。
この本でも言っている事ですが、私もいつも幼児から小学校低学年の生徒を受け入れる前のお約束として、保護者に伝る事。
『親にもレッスンを受けて頂く。家での練習は一緒に行う事。』
楽器のレッスンは、ある意味特殊です。
スポーツなどの習い事と違い、週1のレッスンでは上達は望めない。
幼児~小学校4年生ぐらいまでは、親がついて子供と練習しなければいけないので、楽器のレッスンは親の器量も大切です。しいて言えば、親に負担がかかります。
特に、幼児~小学校低学年は親が手を入れてあげなければいけません。
鈴木博士は、「親がヴァイオリンを習わなければ、幼児には教えません」というポリシーを持っていました。現在でも日本の鈴木メソードの幼児科はこのルールを基本としている先生もいらっしゃるのではないか?と思います。
毎日忙しい中、子供と一緒に練習の時間をとるのは本当に大変な事です。
ヴァイオリンの講師である私でさえ、「あぁ、、今日は面倒だなぁ。。」と思う事も多々あります。
ただ、自分で決めごとがあり
『土日は練習しない(発表会前などは別)』
『1日中お出かけした日や、お友達とのお遊びが1日中だった日は練習しない』
『自分の体調が優れない時は練習なし』
と決めています。無理はしちゃいけないですよね。続きません
ただ、、、これだけは心に留めている事
「昨日ここまで出来たのだから、今日練習させないとすぐに忘れてしまう」
(;´Д`) だから、ちょっと面倒だと思っても頑張ろう!
そこまでできるか自信がない親御さんでしたら、幼児期に無理に楽器を習わせる必要はないと思います。
子供が「どうしても!!○○の楽器やりたいの~~」と言えば、
子供のためなら、親はなんとか奮い立つものです。なんとか頑張って欲しいもの!
小学校3年ぐらいからなら(音大目指したいなら遅いですが)、数年で自分で練習できるようになりますし、このぐらいの年齢から始めさせるとよいかと思います。
もしくは、こちらにいらっしゃれば
ダブリンやパウエル学区は小学校5年生から、弦楽器や管楽器の音楽クラスを履修できますので、
そこで楽器を習得させるのも良いと思います。
ただ、弦楽器を選択される生徒は先生によりけりですが、「個人レッスンについてください」と指導する方もいます。
なんとか私も娘と二人三脚で、前進したいと思っています。
最近一昨年のクリスマスに買ってあげた、1/16の分数楽器が小さくなってきました。
娘の初ヴァイオリンブログ過去記事リンク
もうそろそろサイズアップしなければいけないかなぁと。
1/10が丁度良さそうですが、、、すぐ1/8に行きそうだし、、、1/8で頑張ってもらいましょう。
私の使っていたヴァイオリン、40年以上前のもので古いけどかなり良い音が鳴るんです
グリガの1/8を購入しようかとも考えたのですが、一番安いセットにしても$350かかりそうですので、
信頼出来る友人に自分の1/8を修理してもらう事にしました。
それまでは、こちらで買った安い楽器で我慢してもらいます。
昨日、二人で一緒にキラキラ星を最後まで弾けるようになりました!!(私も娘と一緒に弾きました)
まだスラスラ弾けませんが、音を間違えると私の音を聞いて直しています。
(☆゚∀゚) ここまで来るのに、キラキラ星の曲初めて3週間目かな。
楽譜は当分いらないですね。
ですが、音符にも親しんでもらうように、他で補って行きます。
これからの目標は、スラスラ弾ける。
私の口頭指示なくても、迷わず弾ける事です
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