さて、クリスマス前の最後のワーキングデーだった23日に、出社していた本当に数少ないメンバーと話しをしていたとき、典型的なイギリスのクリスマスの過ごし方についていろいろと教えてもらいました。
前にも書いたように、カトリックの信者の人は24日の夜のごミサが、25日の午前のごミサにいくんだけど、行かない人は25日の昼食が一番のディナーになるんですって。これも前に書きましたよね、一日で一番おおきな食事をディナーといいます。
で、家族みんなでそろって、ローストを囲み、乾杯して、、、まさに日本のお正月。そして、、、、昼限定のパブに行くひとはいく、、、ボードゲーム、、、公園で遊び、、、てな感じで。
でも、聞くとフランスとかイタリアとかでは24日の夜のディナーが家族のメインだったりすることもあるようで、若干英国とは異なります。でも料理はだいたいどの国でもローストがメインのようです。南イタリアなんかは魚料理だと言ってました。
そんでもって、翌日26日はボクシングデー。これも昨日書きました。
では、大問題です。
クリスマスは一体いつ終わるのか?
で、これも聞いてみると、イギリス人もイタリア人も異口同音にいってましたのが、1月6日だそうです。
なので、クリスマスは12月25日に始まって、ずーーと飾り付けは温存して、1月6日にしまうそうです。
で、なんで1月6日なのって思いますよね。
これも聞いてみると、「あの日だよ、東方から3博士が来る日だよ」
これクリスチャンじゃないかたはかなりわからないとおもうんですけど、聖書に書かれているある出来事のことを彼らは言ってるんです。
説明しますと、1月6日はカトリックの祝日であり、「主の公現」の日だったと思います。
(めちゃくちゃ怠惰なクリスチャンなので間違ってたらご容赦を、、、、)
で、調べましたが(あっていた!)、はやりその日のごミサでは、マタイの福音書の朗読があり、以下が読まれます。
「彼らが王の言葉を聞いて出かけると、
東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。
学者たちはその星を見て喜びにあふれた。
家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。
彼らはひれ伏して幼子を拝み、
宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。」
そ、有名な東方の3博士が訪れるというシーンですね。
会社の知人たちはこれをいってたんですね、そして
「その日がクリスマスのおわりなんだ。絶対に1月6日」
と口々にいってました。
彼らに日本の話、つまり、26日になったらクリスマスは終わり、全部かたずける。(お正月がくるからですけどね)。そんでもって、25日に売れなかったクリスマスケーキは残念なものの象徴のように言われる、、、と教えてあげるとみなびっくり。
「えーー25日に始まるんじゃん!!!26日はまだ二日目だよ!!」
ですって。
あと、クリスマスは小さな子供のいる家庭と、カップルのための日だとおしえるととびっくりしてました。特に彼、彼女がいないクリスマスは悲しいことの象徴と教えると、みな「????」
そりゃそうです。
たとえていうと、「私、彼がいないから、今年の正月はブルー、、、、ね、女同士で一緒に過ごさない?」
→「いや、故郷に帰ってますので。。」
的会話になってしまう感じですね。
てなことで、ところ変われば常識変わる、英国、あるいは欧州では、クリスマスのおわりは1月6日。この日にツリーや装飾をかたずけるそうです。
レポートでした。
おわり。
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