石の死活に関することです。私は終盤まで自分には弱い石がなく、相手を攻めていました。相手は容易ならざる形勢とみたようで、私の陣地に深く入ってきました。私も優勢を意識していたので、勇んで入ってきた石をめし取ろうと考えました。
相手は死に物狂いで逃げ回り、私も猛追していきました。石が取れそうだ、と振り返ると自分の石が切られているではありませんか。そこで石と石との攻め合いとなりました。読みが少し足りなかったので、結局は負けてしまいました。対局後の検討では、私が読み間違えなければ勝っていたのがわかりました。