欧州各国と周辺地域の言語はそれぞれ違いますが、ビジネスマンにとって共通なことはマルチリンガルであるということです。バイリンガルというよりマルチです。
以前、ドバイを訪問したときに、現地の知人とディナーをしましたが、当然にアラビック、英語、加えて中国語とのことでした。
ポーランドに行ったときも、ビジネスパートナーの方は「3つか4つ」とおっしゃっていました。
先日の出張時ご一緒したフランスの方は3か国語、スペインの方は4か国語。
こうなりますと、最低限が2つというイメージです。
スイス、オーストリアやベネルクスでもそうでした。
欧州は特に国境を2つ3つの国がシェアしてるケースなんてざらですから、皆そのようになるわけですが、やっぱり英語については皆さん勉強して身につけています。
わたしは英語だけでも正直苦労してますから、3とか4つとかいう感覚がまったくわからないのですが、いずれせよ、ビジネスシーンで一定のことをやるべき立場の人が、自国語しかしゃべれないというのは本当に例外的です。
アジアからの人達とも交流がありますが、今の中国のビジネスマンや韓国のビジネスマンで通訳を使うと人にはあったことがありません。
多くの人は流暢だし、とくにエグゼクティブクラスは欧米の大学を出ているケースが多く見受けられます。
こういう具合にあっちこっち行って、色んな人達と交流してますと、日本人の言語事情がかなり特殊にみえてしょうがありません。
比較的大きな会社で一定のポジションにあったり有名な人でも普通に通訳を介して会話しようとします。
これは欧州ではとても例外的なこと。
日本人の感覚として、よりポジションが高くなれば、ビジネスシーンでの打ち合わせはより意思決定になるので、慎重を期して通訳をいれるということになります。
一方、グローバルビジネスでは、よりポジションが高くなれば、英語くらいはしゃべることが当然ということになります。
本当に日本の常識は世界の常識からは相当に遠いというのがビジネスシーンの状況です。
かなり残念、、、、、
特に若い人は、そういうことに対して縛られることはないんだから、とにかく、しゃべってみるということにぜひチャレンジしてほしいと本当に思います。
恥ずかしいことなんて何もない。
むしろしゃべらないほうが恥ずかしいですよ。
前にも書きましたが、こけることなく自転車に乗れる人なんていないんだから。
頑張れ日本のビジネスマン!
一歩を踏み出すんだ!
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