パラリンピックも予想以上の盛り上がりの中閉幕し、ブラジルにも日常が戻りました。
季節は春、のはずで、例年ならグッと気温が上がっているはずの9月下旬ですが、まだまだ朝晩は10度少し、日中も20度を少し超える程度の肌寒い日が続いています。
とはいえ気温の変動の激しいサンパウロ。8月後半には30度を越える真夏日もありました。
そんな中、気を付けなくてはならないのがクッピン。
クッピンは、見た目は羽アリですが、羽根を落としてから、壁や木製の家具に入り込み、卵を産み付け、木をダメにするというとんでもない白アリのようなとんでもない虫なのです。
気温があがり湿度の高い9月から10月の夕暮れ、灯りを求めて集まってきます。
急に気温の上がった8月下旬の夕方。気が付くと、2匹のクッピンが台所の照明のまわりをブンブンと旋回。
「えっ!まだ8月なのに」「我が家は17階なのに!」「この間まで寒かったのに!」と戸惑っている間にも、さらなるクッピン侵入の気配。慌てて各部屋の窓をしめ、電気も最小限におさえ。捕獲を開始!
(サンパウロの住宅には、普通網戸はないので、窓を開けていたらどんどん入ってきてしまうのです)
幸いクッピンはそれほど動きが速くないので、壁にとまっているところをティッシュでキャッチ。
さらに、ライトの周りを飛んでいるクッピンには特別な捕獲法が。。。
光を反射する透明のボウルに水をはり、そこに懐中電灯で光を当ててしばらく待つと。クッピンが水に反射した灯りを求めて飛び込んでくるのです!!!
というわけで、何とか残りも捕獲成功して一安心ですが、翌朝窓の外を見てみると、クッピンの落とした大量の羽根が。。。
もしかしたら、隙間を見つけて家の中に侵入しているかも。。。
というわけで、しばらくクッピンとの闘いが続きます。
春にはきれいな花々も咲きますが、残念ながらこれもサンパウロの春の風物詩です。
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