これまでの話はこちら
Co-Opプログラム(その1) :CamosunCollegeCo-Opプログラムの流れ
Co-Opプログラム(その2) :レジュメ作成(Part1)
Co-Opプログラム(その3) :レジュメ作成(Part2)
Co-Opプログラム(その4) :カバーレター作成(Part1)
Co-Opプログラム(その5) :カバーレター作成(Part2)
Co-Opプログラム(その6) :面接対策(Part1)
Co-Opプログラム(その7):面接対策(Part2) よくある質問
面接が好きだと言う人はあまりいないだろう。その上英語の面接だと面接担当者の質問が理解できるか、その質問に対しての答えが英語で出てくるか不安は尽きない。よくある質問については事前に答えをまとめて準備しておくことはとても大切だと思う。また準備しなかった質問をされて、それに対する回答がすぐに英語で出てこなくても慌てる必要はないそうだ。相手は面接前から私達にとって英語が第二言語であることをレジュメを見て知っている。(この部分については次回に)
私は模擬面接の時に面接担当者が使用した質問シートをもらってきた。以下がその質問だ。
一般的な質問
1.自己紹介してください。
2.この仕事に関するあなたの学歴を教えてください。
3.この仕事に関するどんなスキルや経験がありますか?
4.あなたの最大の長所は何ですか?
5.あなたの最大の短所は何ですか?
6.あなたの長期的な目標は何ですか?
7.もし職場で衝突したらどうしますか?
8.ストレスが多いときはどうしていますか?
9.どのように職場に貢献できるか具体的に説明してください?
仕事への取り組みを説明する質問
10.納期のプレッシャーと戦った経験を教えてください。
11.あなたがリーダーシップを発揮したのはどんな時でしたか?
12.クレームをつけた顧客に対応したときの状況を教えてください。
- それはどのような状況でどのように対応をしましたか?
13.難題にぶつかったときのことを話してください。
- それはどのような問題でどのように対処しましたか?
14.忙しいときに複数の納期が重なった経験を話してください。
- あなたはその時どのように状況を整理し、するべきこと全て
予定に合わせてやり遂げましたか?
15.要求されたレベル以上の仕事をした時、または
要求されたレベル以下の仕事をした時のことを話してください。
もちろんこれ以外にもたくさん予想される質問はあるだろうし、仕事への取り組みについては職場によって期待する部分がちがうとは思うのだが、1~6については面接のさわりとしてどこでも聞かれそうな気がするので、あらかじめ準備しておいても損はないと思う。また回答する際のアドバイスももらったのでそれを書き出しておくと、
1.自己紹介
PAWSを取り入れる。PAWSとは、Personal、Academic、Work、Skillの略で、これら4つの要素をバランスよく盛り込んで面接担当者に自分の人となりを伝えると良いそうだ。
2.3 応募職種に関連する学歴、経験、スキル
これは募集要項に書かれている必要なスキルとを左側に書き出し、それに対して自分の学歴、経験、スキルを右側に書き込んで準備する。(この方式をTチャートと言うらしい)
4.5 長所、短所
長所と短所だが、どちらも具体的に説明できるようにと言われた。例えば長所を「柔軟性がある」とする。
日本では「柔軟性があります」だけで通じてしまうこともあるかもしれないが、こちらでは柔軟性の一言ではなく、それを具体的に説明することを求められるので、あらかじめ具体例を考えておく必要がある。(私は模擬面接で長所を○○と言ったのだが、具体的にどういうこと?と言われて詰まってしまった。)
また短所だが、誰でも短所の1つや2つあって当たり前なので短所は思いつかないと言う必要はない(本当にそう思っている場合は別として)。だが短所を説明するだけではなく必ず前向きな締めくくりをしなければならない。例えば小心者でくよくよしやすいのが短所の1つだとすれば、「そのため仕事での失敗がとてもストレスになるので、注意深く仕事をして失敗をしないようにしている」等、短所をどのように仕事に生かしているか具体例をあげるように言われた。
6.目標
短期の目標もそうだが、長期的な目標を仕事、プライベートに関わらずを訊かれることもある。私はHとの面接で長期目標を尋ねられた時、何も思いつかなかったので「CGAになりたい思っています。」と言った。(当時CGAは公認会計の資格の1つだと知っていた程度だったが、なんとか仕事に就きたかったのでCGAを目指して頑張っている自分を演出してしまったf^_^;)
Co-Opプログラムを利用して面接の準備をすることで、客観的な視点から自分の欠点を直せるだけではなく、面接担当者が少しでも良い点はとても褒めてくれたので、それが本番に向けての緊張を和らげてくれた。(こちらの人はとても褒め上手だ。自分も見習いたいと常々思っている。)
続く・・・
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