海外回線が世界一高速な日本では、海外がどれだけ低速かということはなかなか理解しがたいと思います。しかし、いまや1G(ギガ)という言葉も普通になっている日本。なかなか速度が改善しない海外ですが高画質で日本のテレビをみたいものです。
海外の速度はとても細い線
インターネット回線というのは基地からの距離が長ければ長くなるほど速度が減速します。ただ日本国内は回線がとても速いので例え減速してもかなりの速度がでています。ところが、日本にあるテレビに海外からアクセスすると、国内回線ではなく国際回線を使うことになります。
上記の図を見ての通り、国内回線では30Mbps出ている環境でも国際回線となるとこんなに細くなってしまいます。現在のお客様の速度を見ても3Mbpsというのがおおよそ平均ですが環境が悪いと1Mpbsしかでない方もおられます。
細いホースには水はいくら流しても
国際回線はとても細いホースのようなものです。その細いホースで水を運べる量は決まってしまいます。つまり国内であればホース自体が太いのでいくらでもデータを転送できますが、国際回線はホース自体が細い為どれだけデータを転送してもデータ転送量が決まってきます。
つまりストリーミング配信で止まってしまう、低画質なのは根本的なホースの細さの問題になってきます。これは機器でどうすることができるものでもありませんから、回線環境が改善されない限りなかなか難しいということになります。
小さい画面ではなく大きな画面で
上記理由からストリーミング再生にはiPhone, iPad, アンドロイドなどスマートディバイスでの視聴が一般的になってきました。これはテレビより大幅に画面サイズが小さい為データ量を少ない状態でも比較的綺麗に見える為です。
例えば、ワンセグ、iPadで見る画面をテレビで比較してみるとこんな小さなデータで視聴しているということがわかります。このサイズの画面を70インチのテレビに引き延ばせばぼやけるのは明らかです。
その為ストリーミング視聴はモバイルということが定着しているわけですが、やはりテレビを小さい画面で見るのは疲れます。
70インチの大画面でいつでも視聴できる!
テレパソで録画するデータは1080の高画質ですので、モバイルやiPadなどでの再生はもちろんですが、70インチの大画面での視聴も画面が伸びることなく高画質視聴を実現できます。
このように大きな画面で視聴するには、元々のデータも大きくなければなりませんが残念ながらこのようなデータの量をストリーミングで転送することはできません。ストリーミングとは上で明記した通り1.5Mbps-3Mbps程度の細いホース内でしか転送できないデータ量です。
テレビで見れる高画質を転送するには、ダウンロードすることで可能となります。
ストリーミングとダウンロードの違い
ストリーミングとは細い決められたホース内で流せる限りのデータ量をずっと流し続ける方法です。手元にデータは全く残らず、出しっ放しの水道の蛇口のようなイメージです。
ダウンロードとは、細いホース内を一定の時間をかけてデータを移動させる方法です。手元にデータが残り、水道の下にバケツをおいて水をためるようなイメージです。 流しっぱなしの水は再利用ができません。排水管から流れて消えてしまいます。しかし、バケツに溜めた水は何度でも再利用ができます。
ダウンロードすれば回線不要!
一度ダウンロードした番組は、永久保存、永久再生ができますので回線速度に依存することなくいつでも海外から快適に視聴することができます。
またデータ自体もテレビで十分見れる大きさなので70インチのテレビでも余裕の画質で視聴することができます。
海外では回線に負担をかけないダウンロード方式で視聴をすることで、海外回線の最大の弱点である低速の環境でも日本のテレビを高画質視聴することができます。
インド、中国、ベトナム、南米など回線環境が低速なお客様でも全く問題なく海外から日本の番組を高画質に視聴することが可能です。
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