サンパウロでの引越し　～家探し、入居時の注意点～

またまたしばらくお休みしていました。
実は、先日２年弱暮らしたアパートから、近所の別のアパートに引越しをしたため、バタバタしておりブログの更新ができませんでした。。。



こちらは新居からの景色。とても気持ちよく気に入っていますが、入居前から大家さんが決めていたベランダのガラス張り工事が、長引いて、入居後一カ月以上が経つ今も、毎日工事の人がやってくるのには困りもの。工期って決まってないんですかね？
まあ、これがブラジルなのでしょうね。イライラする方が負け、だと思って耐える日々です。

サンパウロでは通常、賃貸アパートの契約は３０カ月。我が家も先にこちらで暮らし始めた主人が入居してから３０カ月が経つのをきっかけに引越しを決断。

理由は、大家さんが口うるさい人で面倒だった、子どもの学校のスクールバスのルートが変わり長い時間をバスで過ごさねばならなくなったこと、プールやジムなど今までのアパートにはなかった設備の整ったところに住みたかったこと、などなどです。

退去にあたり、いろいろ大変な思いをしました。
元々とても古く、汚れていたソファや床などの修理を請求されたのです。
入居時に不動産屋さんが、一通りいアパートの状況を写真にとったり、記録として残しているのですが、写真はあまりよく見えないし、ソファーも何をチェックしたのか「よい状態」と記録されていたため、結局半額は修理費を持つことに。。。床も、確かに私たちが使っていたソファやイスで傷がついた部分はあったものの、一部の修理だけではそれ以外のところとの差が出ておかしい、ということでこちらも全部磨き直して半額はこちらもち。他にも、ふるーくて元々塗装のはげていたガス代の修理費も半額持たされたり。

日本と違って敷金がなく、契約上は退去時は元通りにすること、ということになっているためこういう結果になってしまったのです。口うるさい大家さんでなければ、ここまで請求されることはないようですが、運が悪かったのでしょうね。

というわけで、転居先では不動産屋のチェック事項だけを信用するのではなく、こちらが気づいたダメージなども記録して不動産屋と大家さんと共有することにしました。
まあ、今回の大家さんは親切そうな方なので、退去するときは大丈夫だと思いますが。。。
これから入居される方、入居間もない方は要注意です！

ちなみに、家探しのポイントをいくつか。
・なかなか気に入る物件を不動産屋さんが紹介してくれないときは、インターネットで大手の不動産会社の紹介している物件を自分で探し、それを紹介してくれるよう、自分から積極的に動いて頼むことが大切。

・日本人駐在家族は、日本人学校やインターの学校のスクールバスのエリアで家を探すこと。できれば、インターの場合は、どういうルートでバスが回っているのか、何時ごろのお迎えかを調べることをオススメします。わが子の通うインターは、エリアによってバスの値段も違いますし、お迎えが早いと４０分近く近所をグルグル回ってから学校に向かう、というとてももったいない時間をとられることになります。
※ちなみに、今回の引っ越しで、我が家はなんと朝のバスのお迎えの時間が３０分近くも遅くなりました。ただでさえ長い通学時間。毎日３０分、往復で１時間のムダは子どももかわいそうだったので、引っ越して本当によかったです！

・坂の多いサンパウロ。特に日本人の多く住む、ジャルジン・パウリスタやパライゾエリアは坂ばかり。急な登坂に立つアパートは、車の排気ガスも多いそうで、できれば避けたいところ。

・安全上の問題としては、アパートのゲートや駐車場のゲートに２重の扉がついていることは要チェック。可能であれば、門番さんの評判も聞けるとなおよし、です。


・日本のように、近くの公園で子どもを遊ばせる、なんてことはほとんど不可能なので、特に小さいお子さんがいる方は、敷地内に遊び場やプールがあった方がいいと思います。


・それと、大気汚染のひどいサンパウロ。できればアパートの高層階がオススメです。

といわけでブラジルでの生活を快適にするために一番重要な家探し、退去のことまで考えて、ちゃんとチェックすることも忘れずに！


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村

続きを読む