東京でもロンドンでも、近年は専ら安ワイン道をひたすら攻めておりますが、同じ銘柄の安旨ワインを買っても、ロンドンで買ったもののほうが美味しいという経験を何度もしております。
不思議な話なのですが、理由はおよそ察しがついております。
いわゆる「傷んだワイン」、特に熱によるダメージワインに出くわす可能性が低いことは経験上、ほぼ間違いないと思われます。
東京では、たまになけなしの小遣いをはたいて、それなりのワインを買うものの、熱で傷んでいたという涙の経験が少なくありません。暑い状態で保管されて死んでいたという事態です。必死で検索して、買って、クール便指定して、届いて、あけて、飲んでこれだった日には、もう気絶です。
現地リスクは等しいのですが、英国は真夏でも30度を超える日が数日程度ですので、国内リスクが非常に低いのではないかとおもわれます。
よって、同じ銘柄であれば、英国で飲むほうがフレッシュ感が高いのではないかと思われます。
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