前回の記事にも書いたが、いつまでも落ち込んではいられない。まずやらなければならないのは、EI(失業保険)の申請だ。EIの管理をしているServiceCanadaのサイトを昨日から読み始め、それと並行してネットでもいろいろ情報を拾っている。もちろん最終的にはServiceCanadaの情報に基づいて事務処理をするのだが、ネットでいろいろ人の経験を聞くと、なるほどねーと思うことも多い。私に関連することで興味深いことが以下の3つだ。
1.(一般的に)自己都合の退社だとEIの受給資格がない。
日本だと会社都合と自己都合では待機期間がちがうものの、どちらも受給できるのでこれは意外だった。
雇用保険の支給は、働きたいのに働けない人が新しい仕事に就くまでの間のサポートが目的なので、自分の都合で仕事を辞めた(働けるのに働かないことを選んだ)人までは相手にしていられないということだろうか。
だがお金が欲しいのはどこの国でも同じようで、某掲示板で「自己都合で辞める従業員がEIをもらいたいので、会社都合にして欲しいと言ってきたがどうしたものか」と相談しているものがあった。
一般的にと書いたのは、ServiceCanadaが個別に調査をして、受給資格の有無を判断するからだ。例えば、配偶者の都合で引越しが必要になり仕事を辞める場合などは、EIが受給できることもあるらしい。だがこれも州をまたいでの引越しだったらなど制限はあるので、やはりケースバイケースだろう。幸い私の場合はHからレイオフに関する正式な書類をもらっているので、この点については問題がない。
2.国外にいた期間は(いくつかの例外を除き)EIの受給はできない。
実は私はレイオフになる前から、8月に日本一時帰国を決めていて既にチケットも購入済みだ。つまり一時帰国中EIの受給資格がなくなるわけだ。国外にいる間は求職活動なんてできないわけで、仕方ないといえば仕方ないことではあるのだが・・・
とは言っても黙っていればわからないかも・・・・
EIの申請が通ると、定期的にレポートを出すのだが、その報告内容の一部に、国外にいたかどうかの記入があるので、そこをカナダにずっといましたにしておけばなんとかなりそうな気がする。
だが、同じようなこと(黙っていればわからないだろう)を考える人は多いらしくその点は対応済みで、EIとCanada Border Services Agencyの情報を突き合わせているので、もし受給中に国外にいたにも関わらず、国内にいたと虚偽の申告をした場合は、高確率で発覚し受給金額の返還(悪質だと判断されるとプラス罰金)要求の通知が来るらしい。
やはり国外にいた期間は正直に申請しておくほうが後々の面倒がなさそうだ。
3.学校に通うとEIをもらえないらしい。
これも国外に出るのと同じで、学校に通っている間は働けないだろうから、働らく気があるのに働けないからさポートするというEI支給目的から外れるからだろう。だが例外もあるらしい。この点についてはもう少し詳しく調べるつもりだ。
(ということでしばらくEIについて書いていく予定です。)
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