オバマ大統領が誕生した時、 日本にオバマ本が溢れ、
芸能界には そっくりさんが登場し、そして何よりも
小浜市なる地方都市が 町を挙げて喜んだと聞き、本当にびっくりした。
今頃 「カン」という名前の少数民族が 世界のどこかで
洞穴のなかからネットをつなぎ 「カン首相誕生！」のニュースに
一族を挙げて 喜んでいるかもしれない。
カンさん、お願いだから行ってあげて。
応援ありがとうって 感謝の意を伝えてあげて！
・・・・・・・・・・それは さて置き。
先週末、わたしたちは 顔見知りの小浜さんのお宅を訪ねた。
白くて 広くて すてきなお家です。
ホワイトハウスと言わんかい！
これが 正面なんですけど
わたしは これを見て 「小浜さん家じゃない！」と叫びました。
何かが 違うのです。
それは 普段 メディアが 「小浜さんのお宅前からお伝えしました」と
やるのは こちらの映像だから。
どこが違うでしょう？
こちらは 裏庭から見た ホワイトハウスです。
いつも 私たちが アメリカのニュースで見るのは こちらの裏側。
裏の方が なんだか かっこよく見えますね。
中のお部屋もすばらしく・・・と 言いたいところですが ９．１１以降
かつて許されていた内部の見学は 全面禁止されてしまいました。
あ～ あの時 見ておけばよかった～・・・・って
ＤＣは 初めての私です。
写真で見ると すごく近くに行けたように見えますが、
実際の 様子はこんな感じ。
ガッチリ鉄格子。
だから「ザ・ホワイトハウス」という綺麗な写真を撮るには
ひと工夫が必要です。
絵になる二人 
この日は メモリアルデー連休 と言う事もあり
たくさんの人が ここを訪れていました。
リマール 発見。
正面道路は警察に封鎖されていますが それも風景の一部。
正面道路を挟んだ目の前には こんな人も・・・・。
戦争反対を訴えるアフガニスタン人かと思ったのですが 真相は不明。
パネルはボロボロで いろんな写真や言葉が書いてありましたが
どうも 何が言いたいのかわからない。
大事なメッセージがあるはずなのに 肝心なことは書いていない？
そしたら どうやら新興宗教もからんでいるようで
いわゆる正当な政治運動活動とは ちょっと違うようでした。
この日の ホワイトハウス前の運動者？はこの人だけで
意外に 静かなものでした。
アメリカ人によると こういう 様々な種類の運動者は常にここにいるので
（真っ当なデモ隊から あやしい人たちも含めて）
あまりにも風景になじみすぎていて 誰も関心を払わないそうです。
あれ、いてたの？ みたいな・・・。
確かに 誰も 立ち止まって パネルを見る人はいませんでした。
それよりも フェンスの近くで写真をとっていると 敷地内の茂みの中で
スワットらしき警官が 大きなマシンガンを片手に ガサゴソしていて
びっくりしました。 小浜さんは この日は 不在でしたが 日々 最高レベルの
警備がひかれているのでしょう。 のんきな観光客には目もくれず
お一人で庭木の合間を縫って 緊迫のゲリラ戦を戦っていました。
アメリカ人は 政治批判をしつつも
大統領や ホワイトハウスが大好きです。
権力と権威の象徴。 みんなの あこがれです。
ＮＹは 外国からの観光客の人気ナンバーワンですが ワシントンＤＣは
アメリカ国内からの観光客が多いです。 修学旅行の一番の行き先ですし、
アメリカ人ならだれもが ホワイトハウスを見たいと思うのです。
おもしろいのは ホワイトハウスは巨大ですし 中の部屋数もすごい。
外観からは 想像できないスケールが 内部に広がっていると思います。
でも このぐらいの家に住む人は アメリカにはけっこういるんですよね。
実際 わたしの近所にも グーグルマップで見て 「なにコレ？ 町？」
というぐらいの、一般道からは 見ることすらできない 大豪邸に住んでいらっしゃる方が けっこういます。
しかし どんなにお金持ちになっても このお家の住人が持つ
世界を動かす政治力と 世界最強の軍事力は 手に入らない。
だから このお家を見ると アメリカ人は シビれるわけです。
でも やっぱり この国の人が 一番好きなのは 自分かも？
それじゃぁ ホワイトハウスは映ってないんじゃないですか？と
思った アナタ、ポチをよろしく～
↓↓↓↓
