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No.1420 日本の教育に未来はあるか(8)

ビエンチャンの街かど、セブンイレブンも 6日(月)快晴。昨日の管・小澤氏の討論を聞いたが、そろそろ話題に行き詰ってきたようだ。もっと歴史観や人生観、将来のビジョンでも語れば正体が見えてくるのにと思う。その中で小澤氏が西郷隆盛の情が好きで、大久保利通ほど冷徹になれないと発言。

 管氏は高杉晋作の庶民的なところが好きだと。高杉のどこが庶民的なのか。二人とも坂本龍馬が好きだとは言わなかったところが良かった。西郷も大久保も高杉も権力志向では共通点を持っている。管氏も確かに市民運動から政治に入ったが今や変質への道を。

 フィンランドの脱中央集権化については、常に新自由主義の側からの批判にさらされ続けているというが、PISAの好成績を受けてフィンランド流の改革は後退していないという。学校民営化の圧力に対しても私立学校は1%、生徒数は2%に過ぎないという。

ビエンチャンの街かど2 ところで、民主党のマニフェストにあった教師養成制度の改革はどうなったのだろう。さっぱり見えてこない。免許更新制度の廃止、教員養成を6年課程にするという案である。私は賛成なのだが、条件がある。初任研の廃止を含む研修制度の全面改革、教科書検定制度の廃止、管理主事・指導主事制度の廃止もしくは縮小等がセットでなければならない。

 折角採用になって学校としても戦力となるかと思えば初任研で忙しい時期に外に引っ張り出されたり、校内での研修も管理職が責任を持って一人前の教師に育てると言うならまだしも、今の管理職にはその能力も意欲もない。厄介者扱いされている。

ビエンチャンの街かど3 採用段階で一人前の教師として現場に配置できる体制にするには、やはりフィンランドの5年生、ドイツのような6年制(2年のインターン制度)にして、実習を中心とした養成課程を創設すべきではないか。在学中にその適格性が検証されて選抜されるべきだ。

 フィンランドの教員養成大学の教授と学生へのインタビュー記事が福田氏の著書に載っているので紹介する。質問「日本では教科書を使わないと大問題になるけど。戦争など都合の悪いことを教えないということは起きないのか。教える内容が違うと言って社会問題にならないか」

 教授「教科書に書かれていないことを教えなくてもよい。又書かれていないことを教えたとしても、処罰されることもなく、社会問題にもならない」うまくいっていない点は「できる子どもの教育は不十分。エリート教育という考え方を政府はとらない。エリートは自分で学ぶ力があるから。でも学習意欲がなくなってしまうのは泣けなければならないから」

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