マチュリテ
スイスで大学に進むためには、高校卒業時にマチュリテを取得する必要があります。
教育の平等を目指すスイスは、大学進学のコストもできる限り低く抑える事を目指しており、総合大学、連邦工科大学は年間授業料1000フラン〜2000フラン程度。
イタリア語圏にあるルガーノ大学が8000フランと日本の大学と比べても比較的安い。
ボローニャ宣言
2000年にヨーロッパ高等教育統一の構想「ボローニャ宣言」に参加したスイスは、大学改革を推し進めました。
現在は以下のような構成になっています。
学士課程:3年
修士課程:1.5〜2年
博士課程:2〜5年程度
スイスの大学
博士号が習得できる州立総合大学10校
連邦工科大学2校
専門大学9校
教員養成大学14校
すべて公立で、私立大学の学位がスイス内では認められていない事が多いのもスイス高等教育の特徴でしょうか。
また、複数公用語の国ですので、教育言語もその設置されている州の言語。
ユニークな大学としては、フリブール大学のようにドイツ語とフランス語で教える大学もあります。
連邦、州立総合大学12校のうち
ドイツ語圏:6校
フランス語圏:4校
イタリア語圏:1校
ドイツ語・フランス語圏:1校
ジュネーブ州
高等教育の統合と社会人教育プログラム拡充、開かれた高等教育を目指し大学統合を進めました。
その結果、かつて独立していた専門学校をジュネーブ大学卒業資格としてまとめています。
ジュネーブ高等音楽院、市民音楽院
ジャックダルクローズ研究院
教員養成大学
等々が州の経営の下、ジュネーブ大学サイトで紹介されています。
ジュネーブ大学は9学部スイスで2番目に大きな大学。
そして、留学生数が約5千人とスイスの大学で一番多くの留学生を抱えています。
その他
また、ローザンヌホテル学校4年制、修士・博士課程は大学卒業資格として認められており、コーネル大学とホテル学校の双璧と言われてます。
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