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No.1419 自慢の教え子たち(3)

浴衣を着て喜ぶL子 5日(日)快晴。今朝の新聞に朝鮮学校無償化について民主党の田中真紀子と自民党の水落敏栄の発言が載っている。衆参両文教科学委員長の立場で、田中はすぐに政治決断し、朝鮮学校にも無償化を適用すべきだといい、水落はとんでもないことだと。

 田中の主張の根拠は「日本の社会に溶け込んでいる在日3世、4世は経済的に恵まれている人ばかりではない。朝鮮学校だけを差別すべきではない」水落は「北朝鮮の意思が働いている学校に国民の血税をつぎ込むことは許されない」と言うものである。

 私は田中の主張に賛成だ。「北朝鮮による拉致事件は許せないし、核開発や脱北者の人権問題も看過できない」さまざまな問題の検証は引き続き求められるという意見にも同感だ。そもそも在日朝鮮人の存在そのものに否定的な自民党では在外邦人の権利も守れまい。

我が家でL子と弟 さて私には4人の外国人の教え子がいる。先生方が外国人を敬遠したこともあるし、私がクラスづくりにプラスになるし、刺激にもなると考えて積極的に受け入れたこともある。シンガポールでの台湾人、国内でのドイツ人、ベトナム人、台湾人である。

 シンガポールのRちゃんは両親とも純粋な台湾人なのに日本語の能力は他の子たちと遜色なく、卒業後は台湾の大学を経て現在台北の日本人学校の教師として働いている。父親が女子大の教授であった関係で、帰国途上立ち寄り、大学で授業をさせていただいた。

 やはり、個性があって忘れ難いのはドイツのL子とベトナムのN子の2人である。L子は父母とも新潟大学でドイツ語や社会学の教授であった関係で、通算すると幼、小、中、高とすべて経験している。日本語の能力は家族随一で漢字を含めてほぼ完璧である。

新潟祭りを楽しむ弟のR君 読売新聞社主催の在日外国人全国日本語コンテストで優秀賞を獲得、その作文は新聞で紹介された。彼女は今ドイツの某大学大学院で弁護士資格取得のため、論文の作成中とのこと。来秋には弁護士としてデビューするはずである。教授や政治家の可能性もある。

 彼女の変わっていたのは学校では制服も含め、まったく日本人らしく振舞うことだった。余り挙手も発言もせず意見も披歴しない。ところがドイツの授業も参観したのだが、時間中挙手のしっぱなし、誰よりも積極的に発言する姿に驚愕したものだった。

 その理由を聞いてみて又びっくり。意識してはいないのだが、日本の学校は何となく発言を憚られる雰囲気があるという。その点では、母親も保護者会で参加者が発言がなく、何のために集まっているのかが理解できなかったと。先生の話を聞く会ですかと。 

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