ああ、、なんかだんだん現実のものとなってきましたね、、、、
日本人の海外脱出。むしろ出稼ぎと言った方がいいのかな。
ただでさえ景気が低迷していたのにこの震災で追い打ちをかけられる。そしてますます大手企業はグローバリゼーションを進め国外に拠点を移していく、、さらに雇用悪化。嫌な未来があっというまに来る予感。
そもそも日本人は多すぎるんです。いや、たしかに国力として人口が多いことはいいのですが、限られた土地・産業の中で全員が裕福な生活をするにはちょっと多すぎる、かも。
参考までに日本と今ボクのいるカナダの人口と面積
日本の人口:128,056,026人 (約1億3000万人)
日本の面積:377,914km²
カナダの人口:34,127,000人 (約3000万人)
カナダの面積:9,984,670km²
・・・・あれ?カナダ人口少なっ!!
地図ではあんなに広いのに実はカナダ国民はたった3000万人。日本は人口が減っているといいながらも一億人以上と、他の国と比べてみるとやはり土地に対しての人口密度が高い。こりゃあ、仕事が無いわけですわε=ε=(;´Д`)
しかも高齢者がなかなかリタイアしてくれないから若い人間は機会を逃すばかり。新卒雇用制度も実力主義もなにもかも、現在利権を握っている既得権者達が死にでもしないかぎり変わらないのはわかりきっていることですが、、、、なんとも生きづらい社会ですね。
でも、海外に進出するにしても、今の日本の若者にはハードルが高いです。日本の大学の制度と雇用制度を抜本的に改革していかないと多くの日本人が国外でまともに就職するのは『キビシイ』の一言。
なかなか日本国内から離れたことのない人にはわかってもらえない事も多いのですが、海外で働くにはその国の就業ビザ(Work permit)が必要です。しかもその就業ビザを得るには雇用主を見つけることが先で、見つけたとしても自分で申請することは出来ず、国が認めてくれなければ働けません。
そこで、まず最初に日本人学生がぶち当たる壁がエデュケーションの問題。
日本では大学を卒業すればある程度の雇用のチャンスが生まれますが、ボクの知ってるカナダではどの学校を出たとかうんぬんよりも「そこで何を勉強したか」「何のスキルを持っているか」が重要なので、ただ大学を卒業しただけではツライ。大学卒業したらプロ!それがカナダ。
そして次にぶち当たるのが雇用の問題。
こっちでは卒業してから職探しをするのが当たり前で新卒制度は無いため、学生も社会人も平等に雇用のチャンスが生まれるぶん、経験の浅い人間は切り捨てられる。だからほとんどの学生はインターンから会社に潜り込むのだけれど、まずそこにたどりつくまでが大変。当然すべてが現地語か英語なわけだし、専門性もキチッとしていないと駄目。
やっぱり、大学の様な教育機関こそ学内公用語を英語にするとか、入るのは簡単だけど卒業が難しいようなプロフェッショナル育成機関にならないとこれからは困るよね。
社会人は専門分野で役職に就いた期間や仕事内容が関わってくるから、2、3年以上のキャリアと実力がないといけない場合もあるからシビアです。
仮に縁があって良い雇用主と巡り会えたとしても、
その国の政府に「なぜ外国人を雇わなければいけないのか」を証明したり、「外国人を雇う事で国益につながるか」などの正当な理由が必要だったりと面倒な事も多い場合があります。
う〜〜〜ん、これは社会を恨むべきか自分を恨むべきか、、国内にいても国外にでても楽ということは無さそうです('A`|||)
あくまでカナダを例にしてるだけであって全てではないと思いますが、結局のところ日本は色々と間違えちゃったところも多いよねって話。
これから日本は嫌でも変わっていかないとやばいんですよ、、、ひとつひとつの問題を区別するのではなく、総括的に、全体に関わる問題として解決していかないともっとおかしくなっちゃうんですよ、、。
ボクはもう詰みました、笑(^p^)
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