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アジアンスラング学ぶ会

こんにちは、コウダイです。ついに始まりました2016年。以降の世界の未来を左右する事となると言っても過言ではないかもしれないくらいに、アメリカに左右されているのは、日本だけではなく、EUやロシアも中国も静かに見守っているのがアイオワ州から始まる党員集会です。

分かっていたけれども脅威となっていた差別主義者ドナルド・トランプ氏は結果、テッド・クルズ氏が共和党候補をリードする事となり、キューバの血を引くカナダ出身の若きマルコ・ルビオ氏が大健闘で3番手。それでもわずか数パーセントの差で2番手につくトランプ支持者がいる事が、まだまだ驚きを隠せません。

そしてオバマ率いる現政党民主党は、ヒラリー・クリントン氏有利をものともせず、サンダース氏がほぼ互角の闘いを見せる事となり、これからのバトルは3月1日のスーパーチューズデーに向けて、ワールドカップやUFC等の格闘技の試合よりもハラハラしそうな予感なのですが、それよりも誰もが知る元プロ野球選手、清原氏の覚醒剤逮捕劇のおかげでこれ以上ないスキャンダル続きの日本列島は、全く別の形で大波乱が起きてしまいましたね。

海外留学に行くと、急に身近になるいわゆるドラッグ。今回、覚醒剤使用を現行犯で認めた清原が使用していたのがは覚醒剤。あぶりや注射器というキーワードから、とても恐ろしい印象を受けますが、日本では最も流通しているドラッグでシャブやスピードという隠語で呼ばれる事もあるアンフェタミン系の科学生成をした依存性の強い薬物です。英語ではMeth(メス)という呼称でコカインやエクスタシー等のドラッグよりも安値で品質が安定しない事から危険性も高く、コレをやったら人間終わりの代名詞でもあります。

戦前はヒロポンと呼ばれ合法だったこのドラッグは日本発祥であり、戦争を通じSHABUは今やスラングとして国際的に使用され、フィリピンや東南アジア方面に広く分布する事となり今に至ります。

ゲスの極みではありませんが、『卒論』というのが『離婚届』の隠語、つまりスラングとして使われたるように、女子高生の事をJK、先輩の事をパイセン、のような最近の中高年の人には分からないような若者言葉は代表的な日本語のスラング(隠語)ですね。

英語の世界にもその世代、その時代、その地域の人にしか伝わらない内輪ネタのようなスラングが存在するのですが、移民の増えるアメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアのような英語圏の国では、様々なスラングが飛び交っており、最近ちょっと面白いのがアジア人の間で使われている英語のスラングです。

海外の田舎ではあまり見ないかもしれませんが、LAやNYロンドンはもちろん、シドニーやバンクーバーのような都市部の留学先に行くと想像していた以上に目にするアジア人。

彼らの多くが現地で生まれた『ネイティブ』であり、見ためがアジア人だというのに、流暢に英語を操る姿を見ると最初は驚いてしまうのですが、これから英語をマスターする為の日本人留学生にとっては『英語の話せるアジア人』という意味では、とても良いイメージ作りになる事だと思います。



そんな彼らのアジアと欧米の文化が組み合わさり生まれたのがアジアンスラングというわけです。

Banana / Egg

例えば、BANANA(バナナ)は、皮(見た目)は黄色いアジア人だけれどども、現地で育った為、食べ物から話し方まで、まるで白人のような人の事を指し、逆に白人なのにアジアの文化が大好きでまるで白人離れしたオタクっぽい人や空手やカンフーにはまっている人の事をEGGと言います。

人によっては悪口と捉える人もいますし、褒め言葉として捉える人もいますので、一概にスラング=悪口とはいうわけではありません。




Coconut / Flip-Flop /HAPA

アジア人ではなく、中身(文化や考え方)が白人のインド系の場合は、Coconut(ココナッツ)と言われ、フィリピン系はFlip-Flopと言うそうです。他にも、HAPA(ハパ)と言えば、白人とハワイアン系のハーフの事を指し、この場合のPAは、パシフィック・アイランダーの事です。

ちなみに、パシフィック・アイランダーは太平洋の島々の国をルーツに持つ人種で、フィジーやサモア、タヒチもパシフィック・アイランダーにあたり、大きな枠でアジア人というカテゴリーに入ります。


白人とハワイアン/チャイニーズ系の血の流れを持つAnuheaはHapaの代表と言えますね。

White-Washed / Black-Washed

他にも、白人文化にどっぷり浸かって自分は白人!というようなレベルの人は、White-Washed。Hiphop文化やアンダーグラウンドの世界にあこがれて、まるで黒人!というような人は、Black-Washedともいいます。

注意のポイントとしては、スラング=悪口ではないので、その人の使い方次第では、褒め言葉にもなり、もちろん言葉の暴力にもなりうるので、使い方やタイミングは重要です。

これらに対して、黒人を揶揄するニガー、中国人はチンク、日本人であればジャップetc...これらは一発アウト、放送禁止用語の悪口スラングです。アメリカの中学校や高校でFワードを始め、これらの悪口スラングを故意に使用しているのが見つかれば、停学/退学レベルですので、悪口スラングと普段から一般的に使われるスラングの区別を理解する必要があります。

Yellow Fever

また、良く聞く噂話のひとつかもしれませんが、留学やワーキングホリデーに行くと日本人の女性がモテてモテて仕方ないという話。日本人の男性は、全くその気配なしなのに対して、女性と白人や黒人、他現地の方とのカップルや夫婦を見る事は珍しくありません。日本人妻が世界中に住んでいるように、女性は男性に比べ適応力が高いという事実はあると思いますが、これとは別に、アジア人女性にしか興味がない、又は付き合わない男性の事をHe Has Yellow Feverと表現します。

直訳すれば、黄熱にかかっている。という事ですが、つまり黄色い人種=アジア人専門、又はアジア人以外とは付き合えない人の事を、『アジア人に熱をあげてしまっている』という事で、Yellow Feverと言います。これはあんまり良い言葉ではないかもしれませんが、これから海外生活をする女性陣は、言い寄ってくる男性がYellow Feverにかかっていないか要注意ですね。特にアジア人の女性をとっかえひっかえしている人は完全なYellow Feverです。

白人女性や黒人女性、そしてアジア人女性、分け隔てなく交際経験や興味があるのであればともあれ、Yellow Feverにかかっている男性は内面より見た目や、大人しくてNoと言わないアジア人が好きな場合が多々あります。

私の友人にもYellow Fever患者の心当たりがありますし、必ずしも悪い病気とは限りませんが、往々にして、ちょっと残念な感じの人が多いような気もします。

FOB

フォブ、発音としては、フォッブが近いのですが、これはFresh Off the Boatの略です。私たち日本人を含め、昔アメリカンドリームや仕事を求めて、多くのアジア人が船(ボート)で太平洋を渡り、新しい世界を求めてアメリカ大陸に上陸しました。

遠く離れたアジアから、人々がボートから次々と降りてくる様子を、フレッシュ・オフ・ザ・ボートと言い、21世紀の現代では、新しい移民の人やインターナショナル・スチューデント(留学生)の事をFOBと呼んでいます。

すなわち日本人の留学生やワーキングホリデーの人達もFOBになるわけなのですが、ステレオタイプとしては、

『あいつ、若いのに何であんないい車乗ってるんだよ!』

『それは、FOBだからだよ!』

というような使い方が多いような気がします。

日本人は一億総中流という言葉を合言葉にあるように、極端なお金持ちはあまり見かけませんが、日本よりも物価の低い、中国や東南アジア、インドというような国から来ている留学生のほとんどは上流階級や王族等のお金持ちの家庭であり、お金持ちしか留学は出来ません。

その為、現地で生まれて育ったアジア系の二世の人に比べると、急にやってきたお金持ちという印象が強くなりました。実際に留学生活を始めると、このFOBに囲まれるてしまい、なんだか自分がみじめな気すら感じる事もあるのですが、他の発展途上国や難民の人に比べれば日本っていう国はとってもとっても恵まれており誰でも留学出来るチャンスがある素晴らしい国なので、決して卑下する事はありません!

Yappie

お金持ちと言えば、Young Asian Professionalの略である、ヤッピー!の存在を語らないわけにはいきません。

若くして、成功したアジア人のお金持ちの事を、ヤッピーと言います。最近海外では、急激に増えている、21世紀の若者アジア人の台頭がこのスラングを作りだしたわけですね。

20年前くらいまでは、Yuppieという単語があり、これは、Young Urban Professionalの事で、都都市部の周辺・又は郊外に住む、若くしてビジネスが成功した人の事をいいます。

Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏はYuppieで、Youtubeのスティーブ・チェン氏はYappieですね。


アジアンスラングの中には、ネイティブでも知らない言葉がありますが、徐々に浸透している言葉は沢山あります。

OTAKU(オタク)や、Kawaii(カワイイ)も、今や英語として浸透し始めてきていますし、KBBQといえば、コリアンバーベキューの事です。笑 サムギョプサルにプルコギですねー。

留学生活で、いきなりネイティブの友達を作るのはとても大変ですが、アジア系であれば、アジア系の友達の方が自然に仲良くなりやすい傾向にあります。これは、現地で生まれそだったネイティブ英語を操るBananaの人達でも同じ事で、結局はアジア人はアジア人の方が居心地が良いそう。

私も、留学生活1年生の頃は、英語をネイティブと同様に話す、Bananaに憧れた事を思い出しました。是非是非、『Are You Banana?』と言われるくらいの英語力を目指して、日々まい進あるのみです!




■FOBに至っては、アメリカでは台湾人移民の実話を基にして作られたコメディドラマがそのままFresh off the boatというタイトルでドラマ化され衝撃が走った程なのです。


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