暗い事があると世の中が灰色に見えるときがある
現実が現実でなくなっていくような、そんな感じ
昨日まであった日常がまるで偽物であったかのように
美しく鮮明だった色たちが風化していく
でも、そういう時だからこそ
普段気付きもしないような些細なこと達が
どれだけ綺麗に色づいていたかわかるような気がする
それは瞳に映る色だけではなくて、真理の深いところに眠る記憶。
匂いであり感触であり痛みの感覚でもある
目の前にある灰色の世界は容赦なく心を蝕むけど
記憶まで飲み込めるほど有能じゃない
今そこで踏みとどまれているのはきっと記憶が強いからだ。
僕達は記憶に残る色をまた再現したがってる
むしろそれを超える様な色を創りだしたくてたまらないほど
だからいいんじゃないかな、今は灰色でも
どうせまた得体の知れない欲望と本能が
記憶から甦り心を動かし身体を動かすんだから
無理しなくてもいい。
生きていて良かった、、、
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